JUSです。
5月もすでに折り返し間近。
6月ともなれば東海地方も梅雨入りし雨の日が多くなるのか、と思うと憂鬱になる気持ち半分、雨の休日には僕の愛してやまない山下りに出かけなくていいと言う絶好の理由が出来るのだ。(矛盾)
そんな日は朝から観たかった映画を観て、読みたかった本を読む。だから梅雨は嫌いじゃない。
以前のブログでサークルズの本棚を少しご紹介しましたが、先日サークルズの本棚にある1冊の本を読みましたのでご紹介。
【宮沢賢治、山の人生】
編著:澤村修治
絵:よこてけいこ
Price : ¥2,400(税抜)
山歩きの達人にして自然を深く愛するナチュラリストだった宮沢賢治の詩や童話などの「山」に関した箇所の引用とその解説。とても面白くて一気に読めちゃいます。 最近では珍しく、和紙を使って製本されているのも素敵で、宮沢賢治再読の参考書とも言える一冊だと思います。
宮沢賢治の唯一の作品集「注文の多い料理店」に収録されている「どんぐりと山猫」という僕が好きな作品の解説も載っていました。 昔読んで自分の中で曖昧だった解釈を正しく再確認させてくれます。
ほら、小学校の時、宮沢賢治の童話「やまなし」で、なんのこっちゃ?って思った事ありません?その解説も載っていますよ。 宮沢賢治が好きな人はもちろん、宮沢賢治を全然知らないって言う人にもオススメですので是非。