以前のエントリーでも紹介していました、Smith Optics / スミスオプティクス のニュープロダクトとなるヘルメットが入荷しております!
新しくリリースされたのは、オンロード用の NETWORK / ネットワーク、そしてオフロード用の SESSION / セッションという2モデル。 従来からラインナップされているフラッグシップモデルを継承しつつ、より多くの方に使いやすいヘルメットとしてブラッシュアップしたミドルグレードのヘルメットです。
その違いをロードモデルで比べてみましょう。 左がフラッグシップモデルのOVERTAKE、そして右が新しいNETWORK。 最も異なるのは、スミスのヘルメットの特徴の一つであるKoroydo®︎/コロイドを側頭部のみに配置し、大きな開口部を設けたこと。 これにより新しいNETWORK、SESSIONともに効率の良いベンチレーション性能を発揮します。
コロイド構造の面積は少なくなったものの、その密度を上げ、最も接触のリスクの高い側頭部に効果的に配置し、さらにここ最近では多くのメーカーでも取り入れているMIPSというシステムを採用しています。 これは、万一転倒した際に、衝撃を逃がすための構造で、脳震盪など、脳へのダメージを軽減するという大変重要な役割を担います。
もともとアイウェアからスタートしたブランドというだけあって、アイウェアとの融合という点にもスミスらしい強いこだわりがあります。 ヘルメットのアールに沿って収まり、テンプルがちょうどはまるような形になる隙間があるので、ヘルメットとの一体感を持ちながらも、確実に固定され、ライド中にサングラスを外したいシチュエーションでも安心して収めておけるのです。 実際、この組み合わせでグラベルを走ったりしても振動で落ちるということは今の所ありません(スタッフシゲ調べ)。
オンロードモデルのNETWORKにはマジックテープで取り外しができるバイザーも備わっており、しっかりと乗り込みたい時以外にもツーリングや通勤などのシチュエーションでも使いやすいのが好感的なデザイン。
そして、オフロードモデルのSESSIONは、角度の調整できるバイザーを装備。 トレイルライドはもちろん、OMM BIKEやバイクパッキング、ツーリングなどにもおすすめのスタイル。 トレイルライドもツーリングもこれ一つでまかないたいという場合には、オフロードモデルではありますがオンロードで使うのも全然アリだと思います。
ヘルメットメーカーとしてはまだまだ新しいブランドですが、だからこそ既存のヘルメットの概念にとらわれないものづくりをしているのがスミスらしさなのです。 決して求めやすい価格ではありませんが、ミドルグレードのヘルメットとしては非常にパフォーマンスに長けたモデルとなっています。
3年が交換の目安と言われるヘルメットですが、自身の安全を守る意味でもヘルメット選びは重要なものですからね。 サークルズでは特に、ベーシックでどんなウェアにでも合わせやすい Matte Gravy / マットグレイビーカラーを中心に、オススメのカラーを取り揃えておりますので、是非被ってみてください。