いよいよ始まるシクロシーズン、国内のCXレースの中でもはや無くてはならない存在である野辺山シクロクロスレースの会場でもある長野県の野辺山の滝沢牧場に行ってきました。
Rapha Gentlemen’s Race。国内3回目の開催となる今回もお誘いを頂き、Circles Racing Clubとして参加して参りました。
5人1チームで、全員で力を合わせてゴールを目指します。あらかじめ発表されたコースをGarmin EDGEに読み込んでおき、当日配布されるキューシートと、要所要所に配置された標識を頼りに馴染みの無い土地で変わりゆく景色に心躍りながら走りました。
RGRに代表されるエピックライドでは定番のグラベル区間。毎回こんな所を走るのかと驚かされます。今でこそ舗装路が多いこの国でも先人達は臆する事無く走り続けたと思うと負けていられません。
今回はCRCの中でも寡黙なメンバーが多い編成ですが、みなさんとにかく乗っているので全く不安無く(基本的には僕が足を引っ張ってました)、お互いに得意不得意があるところを無言の先頭交代やペースメイクで、スタートから時間が経つ程に連帯感が強まっていくのを感じました。自転車はサドルの上では一人ですが、こうやって回りの皆と力を合わせる事も含めて”自転”なんだと思います。
今回のコース、116kmで3000mUPということで今までのRGRと比べると、数字としてはあまり心配しなくて良いかなという気持ちがありましたが、KOM設定や各所にいやらしいグラベル区間が用意されていて、本当にタフなコースでした。毎回僕らのこれぐらいだろうっていうラインを確実に越えてくる八ヶ岳のみなさまには脱帽です。
幸い今回は全員ノートラブルで総合順位は18チーム中3位でフィニッシュ。
レースでありレースでないのがこのRGR。タイム、着順こそ結果として残りますが、5人が常に一緒に走ってゴールを目指し、パンクやトラブルがあってもそこでレースを降りるような事はしないで、ゴールを目指す。レース中に様々なドラマがあります。
3度このレースを経験してきた僕に出来るのは、それを伝えていき、共有すること。普段のライドやCRCのライドでも結構冒険しているので、少しでもRGRのような経験をしてみたいという方は是非シゲまで。少しずつ興味を持ってくれる方が増えて、もしまたお誘い頂けた時は、今までとは違うフレッシュなメンバーで参加できれば嬉しい限りです。
本当に今回も誘って頂き、オーガナイズしてくださったスタッフやボランティアの方には感謝の気持ちで一杯です。ありがとうございました!