まいどです。もんじゃです。
自転車でライドするのは行きたい場所があるから!と、伝統的なお祭りを見に行ったり仏教遺跡を見に行ったりしてきたけど、新コロの影響で全て中止になってしまい、自転車乗りたい欲だけが迷走中していたところ、そんな時は基本に立ち返ろうという事で、、、美味しいご飯を食べに行く!というのをいま一度やってみる事にしてみた。
そう、自転車に乗るとお腹がへる、そしてゴハンが旨い。多くの人がグルメライドをやってるように、これは自転車の大きな魅力だと思う。
CHRIS KINGとSimWorksが足助で開催したグルメセンチュリーなんかはまさにその理想形だった。
飯田に焼き肉を食べに行ってみよう!
南北に長い長野県の南端、愛知・岐阜・静岡の県境に近い飯田市。いつも中央道で素通りしがちなこの街が、焼き肉日本一だと知ったのはつい最近の事だった。
街には焼肉店だらけ!? 飯田市が『日本一の焼肉街』になった理由を調べてみた| 長野県の移住総合WEBメディア「SuuHaa(スーハー)」
なぜ飯田が焼肉の街になったのかは諸説あるらしいけど、とにかく行ってみたいと思わせるには充分なインパクト。この辺りの道に詳しいパイセンに相談して連れて行ってもらう事にした。
一番有名な「やきにく徳山」というお店で予約を取り、地元で農業をやっているげんちゃんとも合流を約束して、一泊二日のちょっとハードな焼き肉ライドへ出発。
旧中山道から大平峠と飯田峠を越えていく
焼肉の予約時間から逆算したルート設定を考えていたところ、飯田峠を越えて飯田に入るのが正解でしょという理論?で、中津川から60km1500mUPぐらいのルートに決定。
ちなみにパイセン、普段のライドはルートを全く決めずに「日没ぐらいに帰着できるように」走るらしい。強い…
中津川のRIVERBED COFFEEで眠気を覚まし、旧中山道のパンチがきいたアップダウンを走って馬籠宿へ。やはり観光地は人が少ない様子。
石畳の旧道をほとんど押し歩きして、妻籠宿手前から東へ進路を変え大平街道へ。峠を越えたあたりにある大平宿は廃村になってからも一帯が保全されていてちょっと異様な雰囲気があった。いくつかの建物は泊まれるらしいので、本気の肝試しとかやると面白そう。
焼き肉の香り煙る飯田
前にこのルートを通った時はしんどかった記憶があったんだけどなと物足りない様子のパイセン。補給食もセーブして、胃袋をベストコンディションにした上でいざ徳山へ。
飯田の焼き肉の特徴は羊肉が多い事らしい。マトンの他、サガリやカシラなどいつもと違う部位を中心にいただく。店内は煙でモクモク。跳ねる油で持ち物はベタベタ。旨い肉を食べるのにそんなもの気にしてられないワイルドな飯田焼肉文化を堪能して、今回の目的達成!あー美味しかった。
飯田では前から泊まってみたかったヤマイロ ゲストハウスに宿を取った。築200年の古民家を改装した宿兼ちょい呑み屋。内装をリビルディングセンタージャパンが手掛けている。宿に戻ってからも一杯飲んで気持ちよく就寝できた。
Yamairo guesthouse
https://yamairo-gh.com/
飯田から天竜川を下って浜松へ
目的を達成した翌日、予定は特に決めないパイセンスタイルで、天竜川を南に下って浜松から輪行で帰ってみようという事になった。何となくOKしたけど、初日よりきつかった…
#RIDETENRYU といえば地元浜松のワタナベさん。途中で合流して色々案内してもらった。ありがとうございました。
五平餅金ちゃん家(Google map)
包商店 PAO STORE はミコト屋さんのジェラートとオリジナル家具のお店。
二俣のあたりは面白いお店が集まりつつあるようで今後が楽しみ。
美味しさに辿り着くルートは色々
美味しい食事は単なる舌への刺激ではなくて、その空間や一緒にいる人、その時の体調や気候、そしてそこに至る道中やストーリーまで色々な要素が関係してくるのはみんなが経験則として知っているはず。今回みたいに長めの道もあれば、サークルズから自転車5分の場合もあるかもしれない。
まだ大々的に告知してできる状況ではないけど、個人アカウントで告知して小さくはじめてみた #TOTHEGOODSMELL ライド。続けていく予定です。美味しいご飯を自転車で食べに行きましょう〜
今回のライドスタイル
山中を200km/1日とか走るパイセンについていくため、高知へ行った時に続き、ウルトラライトのロードバイクパッキングスタイルで。とにかく荷物を減らして、積載はサドルバッグとヒップバッグのみ。
サドルバッグ(Porcelain Rocket Custom Charlene)の中身
- パンク修理セット
- ポンプ SILCA Pocket Impero
- タンクトップx2着
- スパッツx1
- 靴下x1
- 山と道 レインフーディ
- ベッドロックサンダル
- 歯ブラシ/ひげそり
- 手ぬぐい
- 補給食
ヒップバッグ(Hunter Cycles Shred Packs)の中身
- ブルーラグの輪行バッグ
- カメラカバー
- MINIMALIGHT Play Wallet X-Pac
- 補給食
- マスク
- 鍵
ウェア
- シューズ QUOC NIGHT
- トップス monokusaracing タンクトップ
- パンツ 山と道 5-Pocket shorts
パイセンのライドスタイル
夕立がありそうな天気予報だったので、雨の中をしっかり走るためにレインウェアを持ち平ペにしてベッドロックサンダルで走ったパイセン。結果雨は降らず、ただしんどいだけだったと愚痴っていたけど、それでもこっちはついて行くのがやっと…