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【ライドレポート】VILLAGE GREEN RIDE 2023 in 京都

京都の盟友、エイリン丸太町店 / サイクルハテナ(以下エイリン) が主催するライドイベント「VILLAGE GREEN RIDE 2023」に行ってきたのでその模様をお送りします。

今年からかなりの数のイベントが各地で行われていますが、ご多聞に漏れず、ライドイベントも相当数行われるようになって嬉しい限り。

僕らも WONDER HOPPER や、岡崎CAMP RIDE、それに月2回行われる「Circles Community Ride」(詳しくは店頭スタッフまで!)など、特別なイベントから、日常的に行われるライドイベントを開催していますが、なかなか他のライドイベントに行く機会がない!自分達が主催ではないライドイベント行って勉強したい!!!熱がかなり高まっていた矢先に、エイリンのナンブさんからお誘いがありましたので、参加してきました。

極上のジャパニーズグラベルロード

僕たちは名古屋〜京都だったので、車に自転車を積んで早朝に集合場所に向けて出発。場所は京都左京区の山深い場所(京都市内から20kmちょっと)。あいにくの雨模様だったのですが、50名ほどの参加者で賑わっていました。

50人超えのイベントなんて久しぶりだったので、これだけのサイクリストが集まる姿は壮観でした。僕らのイベントは、現在少人数のイベントが多いので、こんな大人数のイベントも楽しいよな〜。と久々の感覚。

雨の中でも50名を超える参加者を集めるエイリンさんの企画力やコミュニティの力を感じました。

本当にすごい。

そして、このコンディションでもしっかりと走り切れる走力をもつ方々が集まっていて、皆さん相当楽しんで乗り込んでいらっしゃるんだろうと。

ライドコースも、悪天候につき直前で変更したショートカットコースでしたが、京都のポテンシャルというか、懐の深さを感じるとても良いコースで、一部倒木しているポイントもありましたが、それもご愛嬌。楽しいアドベンチャーライドに花を添えてくれました。

ガレ場の登り。グラベルの下り。そしてアスファルトの上り下り。日本らしく、急登ポイントもありますが、とにかく長くて緩やかなグラベルの下りは最高。

どこを取っても日本のライドコースならではの醍醐味の詰まった極上のコースで、こんなルートを日常的に走ることのできる京都のサイクリストをとても羨ましく思いました。そして、みなさんそれぞれ楽しんでいらしゃって、「強い」サイクリストの方々でした。

こんなコースが市内から20kmくらい走れば辿り着けるなんて、僕らの生活圏内では考えられないこと。全て自走で完結できちゃうし、比較的自由に仕事のペースを決められる人であれば、朝に山へ入って昼には帰って仕事に向かうこともできる。なんて素晴らしい場所。

盆地である京都のポテンシャル。

マジで移住を検討するレベルです。

そして、ライド後にはライブが。

ハイジ渚のベートーベンズ というツーマンのセット。

渚のベートーベンズは個人的に大好きだったので、胸熱(その場でCD買ってしまった。)

彼らもエイリンさんのバイクコミュニティの一員なんだそうで、さまざまなカルチャーが混ざり合ったナンブさんが築きあげたコミュニティには脱帽です。

コミュニティの大切さ

コースも最高でしたが、それ以上に素晴らしかったのはそこにあるコミュニティのカタチ。

主催者も参加者も同じ目線で楽しんでいて、本当にサイクリングとそこにまつわるカルチャーを愛する人たちが集まっている姿。

こういう環境を自分たちも作れているのか?

ちょっと真面目な話になっちゃいましたが、いくら自転車を販売していようが、結局はそこに集まる人たちがどれだけ自転車文化を愛してくれるようになって、自転車を生活に取り入れて「強い」サイクリストになっていただけるのか。

そこから色々な文化やものごとに触れながら、豊かな人生が送っていただけるようにに伴走していくことが、(ちょっと偉そうになっちゃいましたが)僕ら自転車店の務めだと思っていますし、今回のイベント参加で改めて感じました。

また色々なイベントにも参加したいと思っていますので、お誘いをお待ちしております!勉強させてください!

P.S.

イベント当日はなんと、ナンブさんの誕生日!ナンブさんお誕生日おめでとうございます!

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kimura
木村 まさし

Circles /SimWorks /CWD /文化中毒者 イカれちまった人生をやり直しに名古屋へきました。Circlesを他の誰にも似ていないものにするのがお仕事です。自転車はもちろん、服や写真、読書や映画、音楽など、歴史や文化と知性があるものが好きです。
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