9月29日(金曜日)から10月1日(日曜日)までの3日間、『モノ好き』なサイクリストの為に、サイクリングに纏わる製品を、作り手自らが製作するハンドメイドメーカー、tade qui / タデクイの POP UP STOREを開催します。
tade qui POP UP STORE
日程 : 9月29日(金曜日) ~ 10月1日(日曜日)
時間 : 10:00 ~ 19:00 (全日程)
場所 : 2Fサークルズテーラード
期間中は、その全ての製品の設計、製造をされている、根っからのサイクリストである細川 卓也氏をお招きし、製品の詳細はもちろんその誕生秘話?を皆様に直接お伝え頂きます。
細川氏の語り口はとても丁寧でありながら、とてつもなく高い熱量を纏っています。また穏やかな表情と声質も魅力です。そして鋭い眼差しでありながらも柔和な表情、そこから語られる製品に対する思いとその詳細を、ぜひ多くの方に実際に体感して頂きたいです。
私たちも接客を生業としているので、ハンドメイド製品はもちろん、大手メーカーの製品についてもその代弁者としてしっかりとお客様にお伝えしたいと思っています。それはtade quiの製品に関しても同じなのですが、今年の3月に開催した第1回となるPOP UP STOREで、製品だけでなく作り手である細川さんに惚れてしまったわけなのです。
もちろん僕らも代弁者としての役割を担いはしますが、ご本人から購入できる機会があるのであれば、ぜひ逃して欲しくないと思っているのです。
期間中は店頭に並ぶ製品はもちろん、この期間のために製作していただいた数々の製品をご覧いただけます。また、通常はラインナップしない素材もお持ち頂くので、スペシャルなオーダーをすることもできます。
もう一度言いますが、是非この機会をお見逃しのないように!!!
tade qui product lineup
tade quiの製品ラインナップには様々なものがありますが、その一部をご紹介します。
大切なカメラを運ぶフロントバーバッグ
【tade qui】
Cunningham Camera bag
- Made in USAのCORDURA 1000 mil-specを使用
- ミルスペック規格のウェビングテープ、ITW社およびDuraflex社のパーツを使用
- 低反発ウレタンフォームを内蔵
- フロントのサイドリリースバックル付き
ピュアライドのためのサドルバック
【tade qui】
2hour tripper
- 裏面にPVCコーティングが施された CORDURA Ballistic を使用(Black)
- 裏面にPUコーティングが施されたCORDURA 500D を使用(Camo)
- #3のYKKアクアガードファスナー使用
- リフレクターコードを備えた大ぶりなジッパープル
- サイズ 縦13cm 横8cm 高さ6.5cm
フロントラックを使用しない大容量フロントバッグ
【tade qui】
Cafe racer
- 殆どのドロップハンドルへの装着が可 (対応ハンドル幅40〜58cm程度)
- 4本のミルスペック規格のウェービングテープで装着
- EVERNEWのAlテーブルをバッグ底面に底板代わりに収納
- Colombia Sportwear社製の撥水ナイロン
- メインコンパートメントは荷物の大小に対応可能なロールトップ
- 幅30cm、高さ12cm
キャラダイス バッグマンと合わせて使用するリアバッグ
【tade qui】
Camp Trooper
- 荷室はシンプルに一つだけ
- #3のYKKアクアガードファスナー使用
- 1×1.5インチ間隔で縫いつけられた、ミルスペックのウェビングテープ
- molleシステムによる荷室外での自由なパッキング
- サイズ 幅37cm、高さ16cm(最短)、33cm(最長)
サイクリストに最適な財布
【tade qui】
Riders Wallet
- 防水性、耐久性、軽量性のバランスの取れたCORDURA®︎ 500D MIL-SPECを使用
- #3のYKKアクアガードファスナー使用
- リフレクターコードを備えた大ぶりなジッパープル
- バネ式の口金付きRobic®︎ 420D リップストップナイロン使用のコインケース
- 滑り止め効果のあるTrelleborg社製のHankを使用したカードホルダー
- 鍵を収納できる隠しポケット付き
- サイズ 縦10cm、横10.5cm
その他にもBring Back PackやOmamori Mamoriなどユニークな製品がラインナップされています。
そして最後に、tade quiというメーカーについてご一読ください。
そしてそして、週末はサークルズにてお待ちしております。
どうぞよろしくお願い致します!
What’s tade qui???
Chapter1:
There is no accounting for tastes.
日本には『蓼(たで)食う虫も好き好き』という諺(ことわざ)があります。
苦くて辛い蓼をわざわざ好んで食べる虫がいるように、人の好みは様々であるという意味の例えです。
タデクイは”モノ好き”なサイクリストの為にバイクパッキングバッグを製作しています。
自転車の楽しみ方は様々。
純粋なライドを楽しむ時もあれば、拘りの道具を積んでキャンプやフィッシング、コーヒーライドを楽しむ時もあると思います。
自転車に乗って何をするのか?
バッグには何を入れるのか?
タデクイはあなたの”モノ好き”で”物好き”なニーズを満たします。
Chapter2:
Beauty is in the eyes of the beholder.
美とは見つめる人の瞳の中にあります。
タデクイは趣味の良いサイクリストの為にバイクパッキングバッグを製作しています。恐らくその方々の多くは美しいハンドメイドのスチールバイクにお乗りではないでしょうか。
美しいバイクには美しいバッグこそが相応しい。
バッグの使い勝手はもちろん大事ですが、それ以上に『佇まい』が大事であるとタデクイは考えます。
自転車との調和は取れているのか?道具は美しく収まるのか?バッグ自体は美しいのか?にタデクイはこだわります。
Chapter3:
Love is what makes you good at things.
好きこそ物の上手なれ。
『デザインと機能のバランス』、、、
それは目的に適った仕様とパターン、最適な資材と丁寧な縫製により実現されますが多くのメーカーは効率を求め、製作工程を細かく分業しています。
タデクイはその全てを一人で行っている、いわゆる”家内制手工業”です。
良いプロダクトを生み出す最低条件は自転車カルチャーへのリスペクトとそれに伴う知見の積み重ねです。
好きだからこそ試行錯誤し、何度も試作品を作り直し、テストライドを重ねる事でプロダクトはブラッシュアップされます。
このように非効率極まりない工程を経ますのでごく限られた数量しか製作できませんし価格も決して安くはありません。縫製機材や資材開発、調達も大手メーカーには及びません。世の中には安くて性能の良いバッグはたくさんあるという事です。
それでもタデクイを選ぶ意味があるとすれば、それは自転車と自転車カルチャーへの愛の深さ(偏愛かもしれませんが)に他なりません。
良いライド、良い一日を!
Have a nice ride.Have a nice day!