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 #SWUSTOUR2023 from マコト’S EYE Act.3

終わった。
今回の任務は全て終わった。
新た任務もいくつか出来たもののショー自体は、無事に終わったと言って良いだろう。
(当然、いくつもの反省と後悔はあるが、これは学びとして心に留めておく。)

帰国の途に着くまで、あと3時間。

入力された情報が多すぎて、まだ上手く整理できていない。
バイクショーに行くといつもこうだ。

ただ、コロナを挟んだせいで?おかげで?なのか、今回のハンドメイドショーは圧倒的な熱量があったと思う。
作る側も見る側も何か希望に満ちたソワソワ感が会場中に広がっていたと感じる。
個々のバイクを見てもそうなのだが、会場に訪れているすべての人の目がキラキラしていた。
素敵なショーだった。

そんな素敵なショーに対し多くの商品をプレゼンさせていただいたシムワークスだったのだが、僕個人としては製造に大きく関わっているdoppoシリーズを全て展示することでどのような反応を受け取ることができるかがとても楽しみでもあり不安だった。

すでに販売から7年の時を経て2度目のバージョンアップを加えたATB改めRonin。

よりアドベンチャーライドにフォーカスしたMTB改めLocust。

まだプロトタイプながらも大人気だったWanderer。

全てが我が子の晴れ舞台のようだった。

そしてどの子も好意的な感想を聞くことができた。
各バイクの正式な詳細やリリース日時は、おってお伝えさせて頂きたいと思っていますが、まずは日本の皆様に写真だけでも見て頂きたい。

レースではなく日々を楽しむための自転車として

今回のショーで展示することで、「doppo」ってどんな意味なんだと多くの人に聞かれました。
漢字で書く「独歩:ひとりただ道を歩む」を英語で説明するのは、かなり骨が折れましたが皆その雰囲気を理解し、好感を持ってくれたようでした。

常にこの気持ちを忘れずにdoppoを製造して行こうと心に刻めたこと、これがまず一つの収穫。

もう一つの収穫は、多くの人に出会えたこと

6年ぶりのアメリカの地、正直、影の薄い僕のことなど半分くらい忘れられているだろうと思いながらこの地を訪れたのですが、みんな覚えていてくれてとても幸せな気分になりました。
ショーの間もひっきりなしに訪れるこの地のお客様と話、お会いできることは最高の収穫で、数々の商品を手に目を輝かせて頂き。
この商品を使っていて最高だよ!!とお伝えいただいたり。
この商品はもっとこうだったら、もっと最高だよなんてご意見をいただいたり。

今までのショーでは、各ブースが気になって気になってしょうがなかったのですが、今回は訪れる人が気になって気になってしょうがありませんでした。

会場は熱く(実際の気温もかなり暑く)、体力的にはかなりしんどかったですが、多くのお話を持ち帰ることができそうです。
自転車は、人が乗るもの、人なくしては何も始まりません。
改めてこの事を感じられたのが、最高の収穫でした。

それでは、後少しで出発の時となります。
ちょっと駆け足過ぎますが、細かい部分はインスタなどで楽しんでいただき、お話は帰国後店頭でできたらと思います。
それでは皆様また!!




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makoto
横山誠

ふと気がつくとスポーツバイクと触れ合い始めてもうすぐ30年。 ゆっくり長〜く乗り続けるためのあれやこれやを考察中。 乗るのも、触るのも、直すのも、作るのも、やってます。
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