東京オリンピック2020の自転車競技も盛り上がりましたね!
我々的にはなんと言っても銀メダルを取った梶原悠未選手。
落車しながらも最後まで走り切り、見事な2位銀メダルでした。
さて、日本のトラック競技といえば競輪。
ピストバイクから自転車カルチャーに入り始めた僕は聞き馴染みがありますがみなさんはどうですか?
NJSなんて単語を聞くと今でもふと手に取っちゃって…。
「NJSって何?」という方もいらっしゃるかと思いますが、競輪競技では、不正なく安全に競技が行えるように、フレームからパーツまで全て日本自転車振興会に認定されたものを使用しなくてはならないという決まりがあります。
その認定マークのことをNJSマークと言います。
そう、NIPPON JITENSYA SHINKOUKAIのNJSです。
数ある自転車業界の中の規定においてもかなりの厳しいとされているこのNJS認定。
もはや神格化されたように感じているのですが、その厳しさから間違いの無い捻れに対する強靭さ、精度の高さからくる製品の美しさもまた、そう感じさせる要因のように思います。
そんなNJS認定製品の中のあるアイテムを特別な形で日東さんに製作してもらいましたので紹介させていただきます。
NITTO NJ-89 Girls Keirin Stem Black
【NITTO】NJ-89 Girls Keirin Stem Black
素材:アルミ
バークランプ径:25.4mm
ポストクランプ径:28.6mm(オーバーサイズ) / 1インチ用コラムシム付属
角度:73°
突き出し:70mm , 80mm , 90mm , 100mm
価格:10,890円
男子競輪とは異なりアヘッドステムの使用が認められているガールズケイリン。
現在NJS認定されたアヘッドステムは実質このNJ-89ステムのみとなります。そんなステムをブラックで仕上げて欲しいとリクエストさせて頂きました。尚、こちらはNJSの刻印はなく、認定ステムではありませんのでご注意を。
ガールズとはいえども選手のかけるトルク、ゴール前のスプリントなんか見てると僕なんかスタート前に潰されちゃってるくらいな勢いです。
なので相当量のパワーをかけない限り問題ありませんので男性の皆様、こぞってご使用ください。
ハンドルクランプ径は、今時なかなか珍しい25.4mm径。
SimWorks by Nittoのクロモリハンドルにもピッタリです。
そのエッジの無いデザインがモダンにも、クラシカルにもなり得る黒いステム。
すっきりとしたシルエットを求めたいあなた、最終回の鐘が鳴り響いてますよ!
そうそう、KEIRIN.jpが発行している記事の中にNITTO代表・吉川さんのインタビュー記事があるので是非ご一読ください。
NITTOさんがトラックバイクパーツにかける熱い想い。
僕がNJSパーツから離れることはなさそうです。