【CHRIS KING OPEN HOUSE 2021】

アメリカ時間の11月4日、CHRIS KING OPEN HOUSE 2021 が昨年同様オンライン配信で開催されました!

CHRIS KING WHEEL / オリジナルのカーボンリムを用いた新しいホイールセット

何と言っても、今回のOPEN HOUSEの目玉は、クリスキングオリジナルのホイールです。

去年のOPEN HOUSEの動画の最後でクリスキングの首脳陣が話していた会話を覚えている人はピンと来たかもしれません。ハブを生み出すメーカーとして、ENVEやHEDの良質なリムを用いてカスタムホイールの提案をしてきたクリスキング社ですが、ユタ州ガニソンに拠点を置くCSS社とタッグを組み、次世代のハイエンドカーボン素材である FusionFiber™️ を用いて、念願であったオリジナルのリムによるホイールセットの展開を始めることとなりました。

FusionFiber™️とは?

FusionFiber™️は、従来のレジンによる接着ではなく、ナイロン製の接着剤を用いて織りなすカーボン素材であり、より頑丈に、そして衝撃に対する耐久性も向上し、振動減衰性も向上するという特徴を持ちます。

また、この接着方法によりリムの硬化プロセスにおいて大幅な時間短縮を実現し、リムとしての性能を左右するための調整もしやすく、何より製造にかかるコストやエネルギーを抑えることはシンプルに環境にも優しく、またこの素材は万が一リムが壊れてしまっても別の形でリサイクルすることができ、性能と持続性の両面を持ち合わせた新素材と言えます。

気になるラインナップは、2モデル・3ラインナップ。

グラベル・オールロード用のGRD23(700c)と、マウンテンバイク用のMTN30が27.5インチと29インチの2サイズという計3つのラインナップ。

昨今のディスクロード、グラベルマーケットを見渡した上でまさにスイートスポットと言えるGRD23は、軽さと強度のバランスに優れたホイール。そしてFusionFiber™️の良さを活かし、目まぐるしく路面状況が変わるトレイルにおいても安定な推進力と振動吸収性能を発揮するMTN30という2モデルが展開され、それぞれ、11月8日(月)正午より受注を開始致します。

【CHRIS KING】GRD23 Wheel

Rim:Chris King GRD23
Wheel Size:700c
Rim Type:Tubeless Only
Hub Configuration:24/24 R45D Centerlock
Spokes:Sapim CX Ray Black
Nipples:Black Alloy
Price:352,000円(税込)

【CHRIS KING】MTN30 Wheel

Rim:Chris King MTN30
Wheel Size:29″, 27.5″
Rim Type:Tubeless Only
Hub Configuration:28/28 Boost Centerlock
Spokes:Sapim D-Light Black
Nipples:Black Alloy
Price:341,000円(税込)

2022年の新色展開はありません

例年であれば新色が発表される機会でもあったオープンハウスですが、残念ながら2022年は新色のニュースはありません。

今回はヨーロッパのビルダーを中心にスペシャルビルドを依頼し、それらには新しい2トーンカラーのパーツが組み込まれておりましたが、これらは今のところ販売の予定はないとのこと。ひょっとしたら将来的に新色として検討されるかもしれませんが、ご期待頂いていた皆様には誠に申し訳ありません。

かわりに、昨年リミテッドとして発表されたブラック / ゴールドの2トーンは2022年も限定数の製造ではありますが継続が決まっております。

2022年の供給、価格改定に関して。

また、原材料や人件費、輸送コストの高騰に加え、為替の影響もあり、11月20日より価格改定となります。

昨今の世界情勢の影響で、クリスキング社の生産能力は依然として厳しい状況にあります。原材料の調達が難しいという状況もありましたが、現状は人材の確保というのも一つの障壁となっており、年間の生産量が限られている状況であるという現状です。

ユーザーの皆様には納期の面で多大なるご迷惑をおかけしており誠に申し訳ありません。それでも、オリジナルのリムの開発という新しいチャレンジに加え、この情勢下でもモノづくりを続けてくれていることに敬意を表し、正しいお手入れとともに末長く使い続けられるものである事が特徴のクリスキング製品を、日本のユーザー様がこれからも安心してお使い続けていただけるよう、サポートを続けて参ります。