【microSHIFT】多様化するバイクアッセンブルの新たな選択肢

この度サークルズの卸部門であるCircles World Distribution (CWD)microSHIFTの日本国内における総代理店となりCirclesはもちろん、全国のCWD製品お取り扱い自転車店様でご購入いただけるようになりました。

このブログでは、取り扱いを始めることを決めた背景、そしてmicroSHIFTというブランドのものづくりに対する考え方についてご紹介していきます!

目次

1 : ジャンルという壁を壊す自由なバイクアッセンブル

2 : 流行を追うのではなく、楽しみ続ける

3 : なぜmicroSHIFTなのか?
 a : 自転車は究極のファンツール

 b : Circles的「自転車のあり方」に通ずる、microSHIFTの考え方

4 : まとめ / 多様性のある自転車生活に対しての正しき選択肢

ジャンルという壁を壊す自由なバイクアッセンブル

欲張りな僕たちの自転車の遊び方は年々多様化しています。

グラベル / オールロードといったミックステラインのバイクが増えたことにより、ロードバイクとマウンテンバイクというカテゴライズの境界線がなくなっていっている感覚がありませんか?

例えばフラットバーシクロクロス、グラベルバイクなど、本来であればロードバイクのカテゴリーに位置するバイクでもオフロードバイク系のコンポーネントを使ったりと、「こうアッセンブルすべきである」という固定概念がどんどんなくなり、選択肢の多様化が進んでいます。

その昔、変速機が8速 / 9速がメインとなっていた時代。シフターとディレーラーが同じ変速段数であれば、オンロード用・オフロード用とジャンル関係なく動かすことが可能でした。

ところが、10速MTBコンポの登場を境に、私たちの目の前に「互換性」という名の大きな壁が立ちはだかるようになりました。ディレーラーの構造はオンロード用とオフロード用とでは全く異なるものとなり、互換性が失われたのです。ドロップハンドルを使用するとマウンテンバイク系の変速機が全く使えない。10速MTBコンポの登場以来そんな時代がしばらく続いていました。

しかし、microSHIFT / マイクロシフト のバーエンドシフターなどがそんな壁を壊し、バイクアッセンブルを自由にしてくれていました。

そのmicroSHIFTですが、2019年頃からデュアルコントロールレバーで操作できるオフロードコンポーネントとしてADVENT(アドベント) / ADVENT X(アドベントX)といったmicroSHIFTオリジナルのコンポーネントを精力的にラインナップしている事を皆さんはご存知でしたでしょうか?

ジャンルにとらわれずに自由なアッセンブルを可能とし、かつウォレットフレンドリーなこれらのラインナップは私たちにとってとても魅力的なのですが、当時はまだバイクのジャンルにとらわれないコンポーネントチョイスの考え方があまり広まっていなかったこともあり、実は現状では日本においてほとんど紹介されていませんでした。

オンオフ問わず多様化している僕らの遊び方にばっちりフィットするコンポーネントとして是非日本の皆さんにも紹介したい!

そんな思いからこの度サークルズの卸部門であるCircles World Distribution (CWD)microSHIFTの日本国内における総代理店となりCirclesはもちろん、全国のCWD製品お取り扱い自転車店様でご購入いただけるようになりました。

もしあなたがワイドレシオのオフロードコンポに魅力を感じていて、それをドロップバーとの組み合わせで乗りたい!という欲望を持っているのならば、microSHIFTは有力な候補となるでしょう。

流行を追うのではなく、楽しみ続ける

世の中を見渡してみると、最新コンポーネントの世界では電動コンポーネントや12速のコンポーネントまで登場し日々進化を続けています。

こういった機材スペック(流行)の進化を追っていくことももちろん面白いのですが、僕らにとって何よりも大切なのは、乗り手それぞれの暮らしに寄り添った道具として末長く付き合っていける自転車をチョイスできることだと思います。

microSHIFTはメインラインナップとして、ACOLYTE(アコライト) / ADVENT(アドベント) / ADVENT X(アドベントX) といった、8速 / 9速 / 10速のコンポーネントを選択肢に提供しています。

今の時代にこれらはなぜ8〜10速なのでしょうか? そこからは、microSHIFTの哲学を読み取ることができます。11 / 12速に比べ、チェーンが厚く丈夫であること、またギヤの枚数が少ない分シンプルな構造で手入れしやすく、変速調整も容易で、更には壊れにくく、ライド中のトラブルも最小限に抑えられるというメリットもあります。

つまり、道具として自転車を使う人が安心して使い切れるように作られているmicroSHIFTのコンポーネントは、変速機能と耐久性、整備性のバランスが最も良く機能することを重視して設計されてるということです。

このようにmicroSHIFTの哲学はユニークです。そしてその考え方に僕らは大いに共感し、取り扱いたいと思った重要な要素です。

なぜmicroSHIFTなのか?

自転車は究極のファンツール

自転車の魅力は、移動手段でありながら自転車に乗ること自体を楽しむことができる究極のファンツールという側面にあると思います。

シンプルにペダルを漕げばどこへでも行けること。

通勤通学など日常的な移動手段としても活用できること。

私自身もよくやっているBikeToFishingのように、釣り場との往復のプロセスも楽しみながら、釣りという自転車以外の遊びを織り交ぜて楽しめること。

他にも自転車の楽しみ方としてレースのようなコンペティションの側面もありますが、日々の生活の脚として、または旅のお供として、それぞれ異なる一人一人の暮らしに寄り添って付き合うことができること。

また家族が増えたり歳を重ねていく中でのライフスタイルの変化に対して、その形を変えながらも生涯付き合っていくことができることは、多くの人にとって自転車をファンツールとして活用しやすくしていると思います。

つまり、自転車とは遊びの道具でもあり、生活の道具でもあるのです。だからこそサークルズでは「自転車のある暮らし」を提案することを大切にしています。

Circles的「自転車のあり方」に通ずる、microSHIFTの考え方

サークルズでも扱っているSURLYというバイクブランドがあります。彼らは自転車をファンツールであると考えているブランドです。

SURLYの作るバイクは、とにかく頑丈で末長く使い続けることができ、できる限り太いタイヤを履かせることができる、またラックやフェンダーアイレットと、各モデルにできる限りの自由度を持たせることで、使い手に想像力を膨らませることができるよう考え抜かれています。

これらはSURLYならではのものですし、そんな彼らの考え方は我々サークルズが考える自転車のあり方としてとても共感できるものです。

  • 軽さだけが正義ではなく、重くても丈夫でしっかりと使い切れるものを作っている点。また、手入れをしたり、修理をしたりして末長く使い続けることができるものを作っている点。
  • フラットバーでもドロップバーでもアッセンブルできたりと、道具にできる限りの自由度を与えているところ。
  • トレンドや流行り廃りといったことを考えずに、道具として末長く付き合うことができる。

これらの考え方は、microSHIFTの考え方にも通ずるところがあると思います。

まとめ / 多様性のある自転車生活に対しての正しき選択肢

microSHIFTのコンポーネントは、これから自転車を始める人にも、また今まで色んな自転車を乗ってきたけれど、自分の暮らしに寄り添える自転車を見つけたいと思った人にも、どんな人にも等しく「とにかく使い切ってみよう」という気持ちにさせられる道具だと思うんです。

グラベルバイクに端を発した、ロードやMTBといったジャンルにとらわれずに、「どんなライドをするか」という基準をもとに自由な発想によるアッセンブルをする上で無くてはならない存在。

どこでも行っちゃう系な奔放ライドであったり、また荷物を積んでのツーリング、果ては日常生活における通勤通学であったり、多様性のある自転車生活に対しての正しき選択肢を与えてくれるのが、microSHIFT社の製品です。

Ikeyama Toyoshige
池山 豊繁

Circles / SimWorks / CWD 学生の頃のメッセンジャー・サークルズでのアルバイトを経て、今に至る。 サークルズスタッフ最年少を公言していたが、今ではニュージェネレーションも加わり古参の存在。 でも身長は最小です(#163cmですがなにか)。 CXレース経験もありますが、今はのんびり瀬戸のグラベルを走ったりするのが専らで、過去の面影はどこへやら。自転車で釣り場にアプローチするBikeToFishingのスタイル研究にも余念がない。
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