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【新入荷】その名は”万能” ダボ穴の数だけある!?無限の可能性!~ VELO ORANGE Polyvalent & Neutrino~

どうも、寒いのは好きだけど暑さにははめっぽう弱い、ケイスケです。
暑い暑いと言ったところで涼しくはならないし、しょうがないとわかっていながら汗と愚痴を垂らすここ最近…。寒い時は着込めば良いけど、暑いからって薄着になるのは限界がありますもんね。
はぁ〜ッ、、暑い…

そんなこと言ってたら、この夏の暑さと同じくらいアツいフレームたちがVELO ORANGEから着弾。「暑い」は嫌だけど「アツい」は大好き。テンション上がっちゃって熱中症になるかと思いました。

さっそくホットなオリジナルアッセンブルを組んだのでエアコンのよく効いた涼しい部屋でご覧ください。ここだけの話、試乗はタダなので気になったら遠慮せず試乗しに来てください。お店もクーラー効かせてお待ちしてます。

VELO ORANGE Polyvalent Low Kicker Circles Original Complete Bike!

【VELO ORANGE】
Polyvalent Low Kicker
Circles Original Complete Bike

COLOR:Sage Metallic
SIZE:S Size
PRICE:¥350,000-(税込)

Handle BarHUNTER CYCLES Smooth Move Bar / High Rise
SaddleSELLE SAN MARCO Rolls
SeatpostSIMWORKS Beatnik Seat Post
ComponentsMICRO SHIFT Acolyte
WheelVELO ORANGE Disc Hub x VELO CITY Nobs
TireSIMWORKS BY PANARACER Super Yummy Tire 26″x2.22
PedalSIMWORKS Tiny Bubbly Pedal

このモデル名のPolyvalent / ポリヴァレント、言葉自体の意味は化学の分野で使われる専門用語で「多価」という意味らしいです。それと15年くらい前にサッカー日本代表を務めていたオシム監督が「ユーティリティプレイヤー」を表す言葉として使っていたとか。そのあたりから意訳するに、このポリヴァレントの意味は「万能」と言ったところでしょうか。もちろんスペックもその名に違わぬ万能仕様。

Polyvalent Low Kicker / ポリヴァレントロウキッカーは見ての通りトップチューブがダウンチューブに沿うように下がったプロムナードフレーム。ママチャリでよく見るタイプですね。しかし、このロウキッカーモデルは街乗りや身長の低い方のみに向けたフレームではなく、ロングライドも視野に入れた歴としたツーリング車です。サイズも身長185cm以上の方向けにLサイズまでラインナップされています。

今回はSサイズ(適正身長約150~165cm)でオリジナルコンプリートをご用意。
街乗りからツーリングまでこなせるフレームの旨味を最大限引き出せるように「万能」を意識したアッセンブルで仕上げました。

ハンドルはHUNTER CYCLES Smooth Move Bar / High Rise。僕もMTBでこのハンドルのローライズモデルを使っていますが、他メーカーの同じタイプのハンドルと比べてバックスイープ(ハンドルの手前方向への曲がり具合)が大きく、握り位置が手前に寄せられるので荒れた道を走る時や、荷物を満載している時でもハンドリングに安心感があります。

コンポーネントにはMICRO SHIFT / Acolyteをチョイス。1×8速のコンポですがローギアが46Tという昨今のグラベル系コンポにも負けないくらい大きなギアが用意されているので林道の登りや街中に突如現れる急な坂道でもスイスイ登れそうです。余談ですけどシフターに付いているインジゲーター(段数の目盛り)がなんともチープで可愛らしくて大好きです。こういうおしゃれなバイクに合わせた時のギャップがタマラナイ。

ポリヴァレントのホイールサイズは650B / 26″コンバーティブル仕様なので今回はオールドスクールな26インチホイールでセットアップ。
フルシルバーのクラシックスタイルと思わせて真鍮ニップルのゴールドがポイントカラー。真鍮なので使い込むほど渋い色に変化していきます。リムに選んだVELO CITY / Nobsもヴェロシティのほかのリムたちと比べると華はないけど縁の下の力持ち系の丈夫で頼れるヤツ。モダンだけど堅実な燻し銀コンビ。

ホイールに合わせるタイヤはSIM WORKS / Super Yummy26インチ。段差や水溜りの多いコンクリートジャングルも、ガレ場や沢を乗り越えるようなリアルジャングルも難なくこなせるオールラウンダー。せっかくなのでクリアランスをめいっぱいに使ってインストール。

そしてペダルはおかげさまで売り切れ続出なSIMWORKS/Tiny Bubbly Pedalをオン!コーンケーヴ(すり鉢状に凹んだ)形状の踏み面はビーサンからトレッキングシューズまでどんなタイプのシューズもしっかりキャッチ。でもやっぱりBEDROCKサンダルでコーンケーヴの安定感を感じながらガシガシ踏み込むのがおすすめです。

どれ使う?なに付ける?

フォーク3連ダボ。フォーク外側から内側まで貫通穴なので工夫次第でラックやフェンダーなど複数のアクセサリを同時に取り付けられる。
ダウンチューブ下面の2連ダボ。上面には3連ダボが付く。

さて、一から組むとなったら拘りたいのはフレームとフォークにこれでもかと開けられている大量のダボ穴の使い道。タコの足?ニキビ面?かの如く穴ぼこだらけ。僕もこのオリジナルコンプリートを組むにあたって色々試行錯誤しました。
シンプルにフロントバスケットだけでも乗りやすいし、フェンダーとラック付けてオールラウンダーな見た目にするのもアリ、前後ラックとパニアケージでロングツーリング仕様にしても見栄えするよな〜なんて妄想が止まりません。

数ある選択肢の中から今回はダボ使わない仕様で組んでみました。

ごめんなさい。手抜き工事じゃないんです。ダボ使わない仕様とかふざけた事言ってスミマセン…

もちろんこのまま乗っていただいても楽しんでいただけるようにパーツを選んでいますが、乗ってくださる方がどんな使い方をするのか、(もしかしたらご本人も)乗ってからでないとわからないので、後から付け足したり、交換したりし易いようなパーツ構成でご用意しました!って事です!

大げさに言えば、これだけ自由度の高い車体の使い方を、僕の独断のパーツアッセンブルで決めつけてしまうのはむしろ車体に失礼では?とまで思います。ちょっと大げさですけどね。パーツ選びでフレームと向き合っているとそんな気がしてくるんです。

まだまだある!無限の可能性! – フレームのバリエーション

今回入荷したフレームセットを一挙に紹介!どれもワクワクするような可能性を秘めたフレームばかりです。完成車はロウキッカーのみですが、フレームセットも実物をご覧いただけますのでご自身のスタイルに合った一台をぜひ見つけてください。

Polyvalent Diamond Frame Set

【VELO ORANGE】
Polyvalent Diamond Frame Set

COLOR:Sage Metallic
SIZE:S ,M ,L
PRICE:¥168,300-(税込)

こちらはスローピングトップチューブのポリバレント。プロムナードトップチューブよりも構造上剛性が高くなるので27.5″ホイールを履かせてオン/オフロード兼用のグラベルロード仕様で組むのが◎。前三角のスペースを活かしてフレームバッグを付ければ身軽にグラベルライドに行けちゃいそう。

フロントエンド100x12mm、リアエンド142x12mmのスルーアクスル仕様
リアブレーキはダウンチューブ内を通るインターナル仕様で見た目もスッキリ

Polyvalent Low Kicker Frame Set

【VELO ORANGE】
Polyvalent Low Kicker Frame Set

COLOR:Sage Metallic
SIZE:S ,M ,L
PRICE:¥168,300-(税込)

オリジナルコンプリートで組ませてもらいました、ロウキッカー。

プロムナードフレームの下げられたトップチューブならスカートやワンピースを着ていても楽々跨げますね。また、キャリアやパッキングツールで荷物を満載していてもトップチューブ側を跨ぎやすいので乗り降りの際に大きく足を蹴り上げる必要はありません。

Neutrino Frame Set

【VELO ORANGE】
Neutrino Frame Set

COLOR:Pistachio
SIZE:S ,L
PRICE:¥143,000-(税込)

いわゆるミニベロなんだけど、コイツは小径車の愛らしさという皮を被ったゴリゴリのツーリング車です。ホイールサイズは20″(406)ながらタイヤクリアランスは驚きの2.3インチ!BMX系のファットなタイヤを履かせれば荒れた林道やダートも走れちゃうワイルドなやつ。ついでにスライダーエンドなので内装変速ハブで組めばトラブルフリーでツーリングを楽しめます。

無限の可能性を秘めた素敵なフレームたち。組み方の自由度が高すぎて乗り手の想像力が要されるという点ではちょっと玄人向けかもしれないけれど、乗り手の思い描いたその先にはきっと想像し得ない素敵な景色が待っているはず。

さあ、あなたならどう組みますか?どこへ行きますか?

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keisuke
岩本 啓佑

自転車は小学六年生まで乗れませんでしたが物心ついた時には既にヤク中(飲む方のヤクルト中毒)でした。今では自転車のペダルもミシンのペダルも踏みます。ヤクルトも毎朝飲みます。 料理は作るのも食べるのも大好き。素敵な食材見つければ東へペダルを踏み、美味しい料理の噂が立てば西へペダルを踏み...美味しいものしか摂取したくない派です。 千代田手芸部お針子。
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