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【Ramble Bar】あなたはどう調理する?

昨年12月にリリースされたSimWorks by NITTOのRamble Bar / ランブル バーが再入荷しました!

初回は入荷数が少なかったこともあり早い段階で売り切れてしまった期待の新生ハンドルですが、今回はしっかりストックできたので改めて紹介したいと思います。

ポートランドの名店GOLDEN PLIERS店主ケビンが生み出したハンドル

SimWorksUSAが拠点を構えるオレゴン州ポートランド、大小様々なバイクショップがあるこの街の中でも特にユニークで、また独自のコミュニティーを築き上げている名店がGOLDEN PLIERS / ゴールデンプライヤーズです。

彼が店主のケビン。彼とはGOLDEN PLIERSを始める前に働いていたショップ時代からSimWorksディーラーとして付き合いがあったのですが、彼の独特の感性はその当時から際立っていました。

アメリカ屈指のバイクフレンドリータウンであるポートランドだけに、コミュータースタイルはもちろん、雨の多い土地がゆえにフェンダースタイルのバイクアッセンブルのセンスが抜群な彼。加えて、街の中だけでなく少し足を伸ばせば雄大なオンロード・グラベル・シングルトラックが無限に広がるこの土地ならではのライドスタイルに合わせた遊べるバイクの提案も得意だったりします。

コンセプトはターボクルージング

大きなハンドルバッグを抱えられ、同時に大きなスイープ角を持たせたアグレッシブかつ快適なハンドルが欲しいと思っていたケビンのアイデアによって形になったこのハンドル。幅710mmでグリップゾーンは160mm、グリップゾーン前方のフック部分も含めると手を置ける箇所が豊富で、ライディング中に様々な姿勢に変えることができます。

ケビンはフック部分にバーテープを巻いて使っているんですが、フラットな区間を気持ちよくクルーズするときにはこの部分を握ることで少し前傾気味な姿勢になります。オレゴンのなだらかな荒野を走る時にまさにぴったりなこのポジションは彼らしい言葉でターボクルージングと言われますが、日本だと川沿いに続くフラットな道のようなシチュエーションでこのフック部分を握って走ると気持ち良いこと間違いなし。

天地をひっくり返して取り付けることもできるので、よりアグレッシブに駆け回りたいという場合には、ハンドルを下向きに取り付けることもできます。

あなたならどうアッセンブルしますか?

ケビンの言う通り、フック部分もグリップゾーンと捉えてマルチポジションバーとしてアッセンブルするのが最もおすすめな使い方ですが、リラックスバーとしても優秀ですし、天地をひっくり返して少しアグレッシブを意識した組み方も面白いです。

長めにとられたハンドルセンター部分のおかげで様々なハンドルバーバッグの収まりも良いので、ハンドルバーバッグ運用を前提でお考えの方は是非店頭で一度握ってみてください。

【SIMWORKS BY NITTO】 Ramble Bar

Material : Heat Treated Aluminum
Center diam : 31.8 mm
Bar diam : 22.2 mm
Width : 710 mm (center – center at ends)
Back Sweep : 65 deg.
Depth : 154 mm
Ride/Drop : 30 mm
Grip/Control Zone : 160 mm -not bar end shifter compatible –
Weight : 460 g
Color : Silver, Black
Designed by Kevin Purcell (Golden Pliers, Portland OR)
Made by Nitto Japan, the World’s experts in Beauty and Safety

Price : 14,300円(税込)

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Ikeyama Toyoshige
池山 豊繁

Circles / SimWorks / CWD 学生の頃のメッセンジャー・サークルズでのアルバイトを経て、今に至る。 サークルズスタッフ最年少を公言していたが、今ではニュージェネレーションも加わり古参の存在。 でも身長は最小です(#163cmですがなにか)。 CXレース経験もありますが、今はのんびり瀬戸のグラベルを走ったりするのが専らで、過去の面影はどこへやら。自転車で釣り場にアプローチするBikeToFishingのスタイル研究にも余念がない。
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