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【新製品情報】SimWorks by NITTO Wonderer Bar is Back!

 
秋口にリニューアルした Wilde Honey Bar に続いて、定番スタイルドロップバー”Wonderer Bar / ワンダラー バー”も、現代仕様にアップデートしてスルリと舞い戻って来ました!

 

SimWorks New Wonderer Bar

 

リーチもドロップもより浅く、グリップは長めに。

2015年、この惹句を引っ提げて颯爽とホールショットを奪っていった、SimWorks のドロップバーシリーズの中では唯一のショートリーチタイプのドロップバー Wonderer Bar 。 実は今年の5月頃から SimWorksSimWorks USA のサイト、海外のハンドメイドビルダーたちの SNS でチラッと写っていたのですが、お気付きだったでしょうか?

ビビっと情報感度が高い方々からはコソッと問い合わせが来ていたのですが、昨年までの魑魅魍魎様々な事柄の影響で自転車用金属の物資不足や生産スケジュールの整理整頓により、全サイズが作り揃う今日この日までお預け状態でお待ちいただいていましたが、やっと声高にリリースすることが出来ました!

一般的なフラットバーと異なりドロップバーは「ブラケットレバー」「ドロップ」「フラット」と大きく分けて3箇所も掴むポイントがあり、それは路面状況に合わせてハンドルを引いたり抑え込んだり、時には疲労が気になる筋肉を休めるために、シーンに対応させて上体姿勢を変化させやすくすることに繋げられます。

Wonderer Bar の持つ「78mm」リーチ、「128mm」ドロップという数値は、ブラケットレバーや強くブレーキングする際のドロップへの移動距離が短くなるため、小柄な体格の方でドロップバーにチャレンジしてみたかったり、今のポジションが少し遠く感じて悩んでいたりすれば、是が非でも試してもらいたいです。

大きな上体姿勢の変化はふらつきや身体への過負荷の要因にもなり得ますが、コクピットをコンパクトにすることで、上体姿勢の変化を抑えながらグリップの位置を様々に、尚且つ素早く手の位置を動かしやすくなります。

例えば日本のグラベルのような細かに変化する路面状況では、バイクをコントローラーしやすい最適なポジションをスムーズに取ることができるので、実は Wonderer Bar は大きな体格の方でもしっかりと恩恵と妙な快適さを得られるショートリーチのドロップバーのです。

 

新しく加わった 470mm と 490mm 幅の2サイズ

旧来のラインナップより幅の広い 470mm / 490mm が新たに加わり、ワイドなブラケット部とショートリーチとの組み合わせは、より多種多様なバイクにも合わせやすくなりました。 参考程度ですが、身長166cmの自分なら舗装路のみのロードバイクなら410mm 幅、若干の未舗装も行ったり来たりするグラベルバイクやオールロードバイクなら短めのステムに430mm 幅を合わせますね。

また、Wilde Honey Bar と同様に、ハンドル周りに様々な電子ガジェットを取付ける現代のアッセンブルにも柔軟に応え、素材のパイプを見直し、刷新されたことでクランプ径 31.8mm のセンター部分の幅が広くなり、ライトやベル、スマートフォン用アダプターなどとの相性がグッと良くなっています。

フレームのジオメトリーや様々なパーツとの組み合わせも極めて重要なので、サイズに悩んでしまった時には気軽に相談してくださいね。 しっかりと悩んで選び抜かれた的確な幅の Wonderer Bar がアッセンブルされた1台は、ペダルを踏み進めて、ふと我に返った時、あまりの自然さを不思議に思う程の軽やかなポジショニングやコクピットエリアでの手の運びやすさを実感できると思います!

SIMWORKS Wonderer Bar / ワンダラー バー

Width : 430, 450, 470, 490mm
Center diam. : 31.8mm
Reach : 78mm
Drop : 128mm
Color : Silver, Black
Material : Heat Treated Aluminum
Made by NITTO Japan

価格:14,300円(税込)


SimWorks All Star Decal Kit 2

SimWorks by NITTO 製のドロップバーには、今回より付属品として All Star Decal Kit 2 がタグに入ってくるようにもなりました。 Little Nick Bar や Mowmow Bar などのクロモリ製フラットバーに付属している All Star Decal Kit とはまた違ったアイコンたちになっていますので、ハンドルやフレームにペタペタと貼ってお気に入りのセットアップを作り上げてみましょう!

そしてここだけの話ですが、幻のキラバージョンのデカールが存在しているのです。 SimWorks スタッフが約5%の確率でハンドルのパッケージに入れ込んでいるみたいなので、タグをパカッと開けてゲットできた幸運の持ち主になれたら自慢しちゃってくださいね。

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kamochi
加茂響

「自分の力と気持ち次第で自由に寄り道ができる」ことに気付き、北海道や九州も含めて日本中をロングツーリングしていたことも。 同時に日々街中で楽しめるトラックバイクにものめり込み、アーレーキャット・レースで優勝したことをキッカケにサークルズに仲間入り。 サークルズと姉妹店カルチャークラブでの勤務を経て、CWDとSimWorksスタッフとして日夜ネットワールドの地底深くを根掘り葉掘りリサーチ。
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