SimWorksが2015年にリリースしたマウンテンドロップスタイルのハンドルバー、To Smile Barがこの度リニューアルして帰ってきました!
浅く曲げられた独特なドロップ形状のこのハンドルは、ズバリ下ハンドルを持った時の快適な操作感を目指して設計されたハンドルです。
現代のグラベルやオールテレインシーンをイメージして細部をアップデートし、あわせてセンタークランプを31.8mmにすることでよりアクティブなライドに対応できる仕様になりました。
絶妙なフレア形状は、ダートの下りでしっかりバイクを抑え込んでコントロールするのに調子良し。また、このフレア形状のおかげでいわゆる上ハンドル部分と呼ばれるフラットなトップ部分にもスペースを確保。このおかげでリラックスポジションを取りやすく、登りの時はもちろん、見通しの良い道をゆったりクルージングするときにも役立ちます。
また、このスペースのおかげで現代の様々なライドスタイルに柔軟に対応できるようiphoneマウントやGPSデバイスなどの電子ガジェットをマウントしやすくもなっています。
当時は520mmと560mmという2サイズ展開でしたが、リニューアルに伴い560mmの1サイズ展開に。写真のバイクのようなセッティングでブラケット位置がおおよそ480mm前後。広いと言われれば広いかもしれませんが、幅広ハンドルを推奨してきた私としては全然アリなサイズ感。何より下ハンドルを持った時の安心感は何にも変え難し。グラベルライドでも特に下りを楽しみたい、もしくは下りが苦手でもしっかりとコントロールして安心して下れるようになりたい、そんな方にぴったりなハンドルだと思います。
じゃあ実際どんなバイクに合わせるのが良いかというと、、、
まずは王道、マウンテンドロップという解釈でリジットMTBをドロップハンドル化させるのにピッタリ。
昨今ではグラベルバイクでも2インチを越えるような太いタイヤを履かせたモンスタークロス的なアッセンブルが増えていますが、そんなバイクにもバッチリハマるハンドルです。
もうひとつは、ATBやダートツアラーに対してのアッセンブル。別にそんなに下りで攻めるような走りをするわけではないけれど、距離を伸ばして行った先に悪路が訪れても気にせず走れて、下ハンドルを持てば安心して下れるし、上ハンドルを握ってリラックスポジションも取れるというスタンスの使い方も個人的にはおすすめです。
いずれにせよ、太めなタイヤを履かせたちょっと土の匂いを感じさせるバイクにはとても良くフィットするハンドルですので、是非あなたのバイクにも合わせてみてください。下ハンドルを握ったらきっとあなたも笑顔でライドすることでしょう。
SimWorks To Smile Bar
Width : 560mm
Center diam. : 31.8mm
Reach : 87mm
Drop : 132mm
Color : Silver, Black
Material : Heat Treated Aluminum
Made by NITTO Japan
価格:14,300円(税込)