Koroyd®︎/コロイドとよばれる、一般的に採用されているEPS素材よりも衝撃吸収性が30%以上高く、軽さ、ベンチレーション、エアロダイナミクスといったヘルメットに必要とされる機能面を高い次元で実現するポリマー素材を採用したSMITH OPTICS/スミスオプティクスのヘルメットは、その機能性だけではなく、シンプルで洗練された形状とそのKoroydを上手にアクセントにしたカラーリングが多くのサイクリストに好評で、サークルズでも愛好家が多い。
サークルズでは、サイクルシーンに登場してから割と早い段階で取り扱いを始め、最近ではロード用のNetwork / ネットワークとPersist 2 / パーシスト 2、MTB用のSession / セッションとEngage 2 / エンゲージ 2がメインだったが、今季はロード用のTriad / トライアド、MTB用のPayroll / ペーロールの2つの新作が仲間入り、注目を集めている。
もちろん新作ともなれば注目されるのは当たり前のことなのだが、大きな理由が他にある。 それは、アジア人でも被りやすい丸みを帯びたその形状だ。
実はこれ、先日紹介したGIROのAF（アジアフィット）やPOCのWF（ワイドフィット）と同じようなアジア圏に向けて特化したモデルではなく、全世界共通で展開されるものとなっている。
これにはちょっと驚きだが、『SMITHのヘルメットかっこいいし、被りたいんだけど…もう少し幅が広かったら…。』と思っていた方には朗報だ。
その他のMサイズでは頭の鉢が引っかかり全く被ることができなかったが僕だが、これらのモデルは完全に収まるまであと一歩のところまで深く被ることができた。写真では分かりにくいのだけど本当に被ってる感じは全然違う！
もちろんルックスも良い！のでぜひいろいろな方にチャレンジしてもらいたい。
Triad / トライアド
Color : Matte Black, Matte Pacific, Matte Neon Yellow Viz
Size : S, M, L
Weight : 290g（M Size）
Price : 35,200円（税込）
日常でもシリアスなライドでも、自転車に乗る時でもあればいつでも活躍するロード用ヘルメット
Triadは、トップグレードのTrace/トレースとミドルグレードのNetwork/ネットワークの優れたポイントを組み合わせたロード用ヘルメット。より多くの Koroyd®︎を搭載することで、プロテクションとベンチレーション機能が向上。
内部構造はアップデートされ、丸みを持たせた成形により日本人に合ったフィッティングを実現。19個もの通気孔をを備えたAirEvacシステムにより、頭部全面に対流する空気を効率良く後部へ流すことで、走行中のアイウェアの曇りを最大限減らし、ストレスフリーな視界を確保することができる。また、MIPSを搭載することで更に安全性と快適性が向上、レースはもちろんそれ以上に安全性が必要となるE-Bikeまで幅広く対応する。
またそのMIPSと調整システムが一体となっているのでフィット感も抜群だ。
ヘルメット前部と後部にアイウェアを確実に固定できる構造や、ストラップシステムなどの小さなディテールが更なる利便性と快適さを実現している。
日常的なサイクリングからシリアスなトレーニングやライドまで、自転車に乗るシチュエーションでどんな時でも、Triadは高度なテクノロジーと調整可能な快適性により活躍するでしょう。
Payroll / ペイロール
Color : Matte Black, Matte Dusk
Size : S, M, L
Weight : 400g（M Size）
Price : 35,750円（税込）
最大限の快適性・通気性・保管の利便性を実現させたMTB用ヘルメット
Payroll/ペイロール は、パンプトラックや里山シングルトレイルを安心して楽しむことができるように設計されたMTB用ヘルメット。エンデューロ、トレイル、E-MTBなど、さまざまな用途に対応しており、軽量設計でありながら、Koroyd®とMIPS®効率的に設置することでE-bikeの厳しい安全規格もクリアしている。
また、Traidと同じくMIPSと調整システムが一体となっているので、快適なフィット感を得ることができる。
内部に大きな通気口があり、効率の良い空気の流れを作ることで登坂時も快適で、サングラスのレンズが曇ることがないので下りも安心だ。
バイザーは調整可能で、３箇所の固定位置をもつ。サングラスを合わせてあるが、これはゴーグルの場合でもとても役立つ機構だ。
計算されたヘルメットの構造が究極のベンチレーションを実現し、内部構造は日本人向けにアップデートされたPayrollはきっと根強いなファンを獲得していくはずだ。
その他にもロード用のPersist 2とEngage 2には新色のMatte Midnight Navyが登場、美しい深みのあるネイビーがとても魅力的。
もちろんヘルメット以外にもサングラスのラインナップも充実しているので、ぜひその多くのラインナップもご確認を。
余談ですが、冒頭の写真で赤いジャージを着ているモデルがSimWorksUSAのリエボーだって気付きましたか？ 実はここ最近は元THE ATHLETICのJDことジェレミー・ダンがSMITHのプロモーション/マーケティングを手がけていることもあって、ご縁がありモデルの協力をしたのだとか。
RAPHA時代にはRAPHA CONTINENTAL RIDEの仕掛け人として、そしてTHE ATHLETICでの活躍も記憶に新しい彼、当時からお世話になっている私たちとしてもSMITHOPTICSでの彼の活躍が楽しみなだけに、今度も目が離せないブランドです。
SMITH OPTICS / スミス オプティクス
1965年、アメリカ初のスキーリゾート地、アイダホ州サンバレーで誕生したSMITH OPTICS/スミスオプティクス。熱狂的なスキーヤーで矯正歯科医師のボブ スミスが、世界初となるダブルレンズを搭載した曇らないゴーグルを自作、多く仲間達から支持を得たことがきっかけでブランドが誕生。 そしてその後も、様々な技術を開発、革新的なアイウェアを生み出し続けている。
その長い歴史の中で、ウインタースポーツの分野ではヘルメットの開発も続けられており、近年では自転車の分野にも進出、ここでもKoroyd/コロイドを採用した革新的なサイクリング用のヘルメットの開発に力を注いでいる。
