速くはないけどどんな場所にも気兼ねなく、持ちたい物を詰め込んで想いの地に走り出せるバイクを組ませてもらいました。
ご納車させていただいたのは春の便りがある頃でしたので、大型連休のタイミングで日本最大と呼ばれる林道”剣山スーパー林道”にチャレンジしてこられたそうです。
羨ましい。
とにかくツーリングを主目的としたKONA UNIT Xをベースにハンドルをドロップハンドル化し、より多くのポジションを取れることで、より多くの道を走り尽くせる1台となりました。
KONA / Unit X Drop Bar Version
Bike | KONA UNIT X 2022 |
Head Parts | CHRIS KING Inset 7 |
Handle Bar | SIMWORKS BY NITTO To Smile Bar |
Stem | SIMWORKS BY NITTO Rhonda Stem |
Shift Lever | MICRO SHIFT Bar End Shifter – Shimano MTB 1×12 |
Brake Lever | SRAM S900 |
Brake | GROWTAC Equal |
Saddle | BROOKS C17 |
Bartape | BROOKS Rubber Bar Tape |
Pedal | SIMWORKS Bubbly |
MTBドライブトレインをドロップハンドル化
MTBというジャンル、特にトレイルやツーリングというジャンルにおいて必要なのがとてつもなく軽いギヤ比。
ロードバイクと比べ、車重も重くなり下りなどでの安定感を意識することによって後傾荷重になり易いMTBは軽いギヤ比が必須。
しかし、ドロップハンドルにしたい!というニーズは意外に少なくありません。
その場合にネックになってくるのが変速レバーと変速機の関係性。
MTBラインの変速機をロードバイクラインの変速レバーでは動かせません。
だけどドロップハンドルつけたい!そんなあなたにはMICRO SHIFTというワードをお教えします。
ちょっとアナログでとっつき辛いですが、意外にこれが便利なシーンもあったりします。
ドライブトレインはSHIMANO、レバーはSRAM、それにMICRO SHIFTってどんだけフランケンシュタイン…って思ったあなた。
SRAMのシングルブレーキレバーとGROWTACのブレーキキャリパーの組み合わせ、使ってごらんなさい。
お互いの引きの軽さが際立って疲労が溜まり辛いんだから。
勇気と根性と思い付きさえあればどこへでもいけちゃうこんなバイク、一台あるとあなたの人生が変わってしまうかも。
現在、剣山スーパー林道は一部通行止めになっており全走破は不可能だったとのこと…。
僕の生まれは高知なので山を降りる際は是非高知側へ。
美味しい補給(ご飯所)、お伝えしますよ。