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お腹が空いたという理由でサークルズに来てもいい訳

自転車に乗る前には空腹を満たしたり、コーヒーを一杯飲んでから出発したいもの。自転車に乗ったら途中でお腹が空いてきて、休憩におやつが食べたくなるもの。目一杯自転車で遊んだら、美味しいお酒を飲みながらお腹いっぱいご飯を食べて1日を締めくくりたくなるもの。

ご存知の方も多いとは思いますがサークルズグループには3つの飲食店があり、今更ながらその関係性を紐解きつつ、自転車と食の関係についてももう一度見つめてみたいと思います。

EARLY BIRDS BEAKFAST / アーリーバーズブレックファスト

元々はサークルズのお客さんとしてお店に出入りしていた店主ケータが、サークルズの吹きさらしのラウンジで始めたタンデム食堂というケータリングを端に発し、「名古屋といえばアリバの朝食」をコツコツと積み上げて、昨年オープンから10年を迎えたアーリーバーズブレックファスト。

彼の人柄や努力に呼応するように集まったお客様や周りの飲食店の仲間たちを巻き込んで力強く成長を続け、食を通じて賑わいのある朝の素晴らしさを伝え続けています。何より自転車と食のつながりの面白さに一番最初に気づきを得たのは彼だったようで、自転車と食のコラボイベント、ワンダーホッパーの活動につながっていきました。

アリバの店内からはオープンキッチンのように自転車の修理ピットが見えます。ぜひ席に座って、サークルズのピットを覗いてみてください。

丁寧に、自転車の安全に誇りを持って働くメカニックの姿が、アーリーバーズのお客様の目にはどう映るでしょうか。物を大切に使いきる気持ちよさが伝わっていると嬉しいものです。

アーリーバーズブレックファスト
名古屋市中区千代田4−14−20
7:00~15:00
毎週水・木定休

PINE FIELDS MARKET / パインフィールズマーケット

アーリーバーズのオープンから3年後の2016年、ベイクショップ パインフィールズマーケットが大須にほど近い松原エリアにオープンしました。

こちらは朝7:00から焼きたてのコッペパンサンドやスイーツが並ぶお店です。オープンの時間に焼きたてパンが並ぶということは、キッチンが動き出すのは朝というよりも夜中と言っても過言ではない午前4:30。サークルズのベイクショップということもあり、どんなに朝が早くても出勤は全員自転車。可愛い顔してたくましいガールズたちが切り盛りするお店です。

お店のある松原エリアは花の卸売市場で有名です。多くの機能は名古屋港の市場へ移りましたが、まだまだ松原に残る卸売業者さんも多く、こちらも夜中から朝方にかけて人知れず賑わいを見せています。夜中から働く皆さんに美味しいコーヒーやパンを食べてもらいたい!という思いから、PFMも毎週金曜早朝には花市場へカーゴバイクでの出店をオープン当初から続けています。

ライド前の朝食や、ライド中の補給食をテイクアウトしたりと自転車にまつわる楽しみ方も色々です。自転車から広がる豊かな生活を体現する彼女たちのお店に、ぜひ遊びに行ってみてください!

パインフィールズマーケット
名古屋市中区松原1-4-8
7:00~15:00
毎週水曜定休

CERCHI / チェルキ

最後は2023年初旬にオープンしたばかりのパスタ チェルキ。アリバの隣にはサークルズ、PFMの隣にはカルチャークラブがあり、今までの飲食部の隣には必ず自転車チームが併設されてきましたが、チェルキは飲食単独店となる挑戦のお店です。

今日の楽しかったライドや外遊びを振り返りながらお腹いっぱいになれる場所が欲しかったのが、オープンのきっかけの一つ。こんなことが面白かったね、次はどこへ行こうかと、仲間や自分自身と向き合うにはやっぱり小さくても自転車フレンドリーなお店がいいなって思っているから、自転車ラックがあったり自転車仲間のアートが飾ってあったりするのです。

気取らず仲間と語り合うことのできるような空間が、チェルキのあるべき姿だと思っています。

また、チェルキではホール・キッチンのスタッフも募集しています。サークルズグループの一員として飲食チームを盛り上げてくれる自転力のある人材 (よくサークルズ界隈のブログに出てくる言葉なので、よろしければこちらからどうぞ) に出会えると最高です。インスタのメッセージからお気軽にお問い合わせください。

チェルキ
名古屋市中区金山3−13−26
ランチ 11:30~14:00
ディナー 18:00~23:00
毎週火曜、第2,3水曜定休

自分の作ったもの、サービスしたことに対してダイレクトに反応があることが飲食店の面白さであるし、更にはいろんな趣味人が集まり語り合うコミュニティスペースとしての役割を持つことも、飲食店のあるべき美しい姿だと思っています。

飲食店はおいしい美味しいと言って食べてくれる人がいないと成り立ちません。自転車も楽しい楽しいと言って乗ってくれる人がいないと進みません。全く違うように見える業界ですが、中にいる人たちの情熱は趣味に仕事に燃えてます。自分で漕ぎ出し、漕ぎ続けなければ進まない自転車ですが、こんなに自由で創造性の高い乗り物を通して職種は違えど出会えた私たちは幸せだと言えるかもしれません。

欲を言えば一緒に働いてくれる人に出会いたいとは思っていますが、それ以上にサークルズグループの飲食店を愛してくれる趣味人がもっともっと増えると嬉しいなと思い、今日は筆を取った次第です。

そう、お腹が空いたという理由でサークルズやカルチャークラブに遊びに来たっていいのです。

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田中 江理

サークルズ、PFM、チェルキなどサークルズ近辺の写真担当。基本肝臓ぶん殴りながら生きてきましたが、健康的なことも好きなのでヨガや自転車も嗜みます。
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