梅雨の長雨が続いていたこともあり、なかなかライドに出かけられないのがサイクリストの辛いところでしたが、ようやく自転車をより活用できる季節がやってきました。
自転車に乗るときのウェアだけでなく、カゴやフェンダー、バッグなどライドを快適にするアイテムはたくさんありますので、ぜひ日常の中に安心できるギアを手に入れて、毎日自転車に乗って生活を豊かにしていただけたらと思います。
さて、7月から大きく変わったことのひとつがレジ袋の有料化。ということで、今回はショッピングでも活用できるバッグにフォーカスしてみたいと思います。
これは「サイクリストあるある」かもしれませんが、お店にいらっしゃる方の多くは、バッグやサイクリングウェアのバックポケット、もしくはフレームバッグなどに荷物を入れてしまうので、サークルズでもお買い物の際にバッグは不要ですと言ってくださる方が多いです。
そんな中、日常的に自転車に乗ることが多い方にぜひおすすめしたいのがバスケットバッグと呼ばれるもの。
フロントバスケットにそのまま収めることができ、また自転車から降りたらそのまま肩にかけて持ち歩くことができるすぐれものを3アイテムご紹介します。
デイリーサイクリストにとって最高なフロントバスケット
【RAL】 WB Loader
Color :
Black
Olive / Coffee
Sand Stone / Midnight
Burgundy / Burn Red
Price : ¥10,800-(税抜)
我々のオリジナルブランドRAL(ラル)よりリリースしているWB LOADERです。
自転車用バスケットと言えば、不動の人気を誇るのがアメリカのバスケットメーカーWALDの小さいサイズのバスケット、通称137バスケットなんですが、それにフィットするのがこのWB LOADER。
バスケットに対してマジックテープで簡単に固定できるので、近所のスーパーまで買い物に行くときも、そのままショッピングバッグとして持ち出せる便利なアイテムになっています。
用いている素材は扱いやすさと丈夫さを兼ね揃えた500デニールのコーデュラ・ナイロン。 またバッグ全体に緩衝材も備えらえているので、少々の振動でも中の荷物を守ってくれます。
ロールトップ形状で、荷物の容量に対して柔軟に対応できる構造と、登山用のバックパック等に使われる通称ブタ鼻を両サイドに配置し、マットレスなどの長いものを括り付けて持ち運ぶことができたり、アイデア次第で様々な使い方ができるバッグに仕上がっています。
1372バスケットにぴったりのサイズに作られた専用バッグ
【OUTER SHELL ADVENTURE】 137 Basket Bag
Color : 全12カラー
Price : ¥25,800〜¥29,800-(税抜)
カリフォルニア州サンフランシスコでハンドメイドされているOUTER SHELL ADVENTURE(アウターシェルアドベンチャー)の137 Basket Bagです。
WB LOADERに比べると容量は減るものの、週末のツーリング時に活躍してくれること必至のアイテム。
こちらもその名の通り、WALDのバスケットにばっちりフィットします。
2本のバックルストラップでバスケットの底部に固定するタイプの作りで、取り外しが簡単かつ、走行中も安心の固定力が魅力のひとつ。
フック付きのドローコードでフタを開閉でき、自転車に乗っている最中でもカバンの中身に手を入れやすい設計です。
また、天井面にはジップの開閉によりアクセスできるクリアポケットがあり、マップやちょっとした小物を収めておくにはちょうど良いスペースになっています。
オプションパーツとして展開されているショルダーベルトを併用すれば、ちょっとした買い出しで活躍するとともに、ツーリング時の散策でバイクから降りた時にも気軽に持ち運べる程よいサイズ感がうれしいです。
”セイルクロス”を再使用した非常に丈夫なバッグ
【TRUCE DESIGNS】 Shopper
Price : ¥5,000-(税抜)
何の変哲もないショッピングバッグながら、その素材にセイル・クロスと呼ばれる、ヨットの帆をリサイクルしたものを使っていることが大きな特徴。
軽く、そして驚くほどに強靭な素材は防水性も高く、ショッピングバッグとしてはもちろん、ジム通いの際に着替えを入れたり、キャンプの荷物をまとめたりと様々な使い方ができます。
ヨットの帆として使用されるダクロン・セイル・クロスは軽く非常に堅牢でありながら、海上での人命を重んじるため、生地の劣化を待たずして数年での取り替えが義務づけられています。
TRUCEが使用するダクロン・セイル・クロスは取り替えのためにマストから外された帆を、丁寧に洗い、裁断したものを使用しており、一点一点表情が異なるのも特徴です。
中身がそこまで多くなければ、写真のように斜めがけも可能なので、自転車でちょっとしたお出かけの時にあると便利ですね。
普段何気なく使っているバッグも、7月からのレジ袋有料化に伴い、改めてご自身の生活の中で便利なカバンはどんなものかということをイメージしたり、普段持ち歩くバッグに対する意識が変わった方も少なくないと思います。
今回紹介した3アイテムも数ある選択肢の中の一つですが、ぜひあなたのバイクライフにあったアイテムを見つけてみてはいかがでしょうか?