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Kuatracksの装着。弊社トランポを例に。

普段はあまり車に乗ることがない私ですが、レースや休日のライドで遠征する際にはやはりあると便利な訳で、特にこの時期はCXレースの遠征でよく使います。

ハイエースのようなバンだと、バイクをそのまま載せることができて楽ですよね。弊社の社用車であるボンゴもそのまま積載可能ですが、そうすると車内に荷物が載せきれなかったり、そもそも乗車可能な人数が限られてしまいます。

そこでヒッチキャリアの出番です。
ヒッチキャリアを付けるには、ヒッチメンバーが必要となります。車種によっては適合するヒッチメンバーが出回っていますが、場合によっては適合するヒッチメンバーが出回っていない場合もあるので、その場合はワンオフで取り付けたり、バンパーの加工が必要だったりと、結構大変な作業になりますのでご注意下さい。

このあたりについては、TKC Productions森本氏のエントリーがとても参考になりますので是非皆さんご参照頂きたいと思います。

overview-2kuatracks “The NV”

選んだのはアメリカのkuat製のThe NVというモデルです。
本体重量が約22kgで、バイクを2台であわせて約54kgまで積載できます。
ホイール径も20″〜29″まで対応し、別売りのストラップを使用すればタイヤ幅は最大で4″まで対応するので、ものによってはファットバイクもいけますね。

アルミ製の”The NV”は、この手のヒッチラックの中ではとても軽い22kgという本体重量でありながら、とても重厚感のあるしっかりとした作りで、安心して使うことができます。しかも、バイクメンテナンススタンドが付属していたり、ワイヤーロックも内蔵しているというギミック満載な作りもレース遠征が多い方にはありがたい装備です。

ヒッチメンバーは日頃からお世話になっている共立モータース様にお願いして、ワンオフで製作取り付けをお願いしました。

単にお金をかければ良いと言うわけではなく、しっかりと知恵を振り絞ってアイデアを練る事で、最高のトランポが完成するのです。そしてそれを形にするために、信頼のおけるローカルのショップがあると嬉しいですね。

@9153dateが投稿した写真 –

 

というわけで、完成しました。写真は2台積んだ状態です。RIDEALIVE2014の時のもので、試乗用に用意していたRetrotecの26″ MTBとBlackcatの29er SS MTBを積載しています。トレイルを走ったり、CXレースで泥だらけになったバイクも、ヒッチラックなら車内を汚さずに済みます。

しかしまだこの時は完成形ではありませんでした。
なんとこの”The NV”は別売りの”NV Add-On”を購入することで合計4台を積むことができるのです。

feature-1kuatracks “NV Add-On”

“NV Add-On”のみでの本体重量は約14kg、4台で約72kgまで積載可能です。
もちろんこちらにもワイヤーロックが内蔵し、”The NV”についていたメンテナンススタンドも移設することができます。

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というわけで、4台を積んでみました。
先日のSSJ関西CXでも使いましたが、特に問題なく使えていますし、何よりバイクをそのまま積み降ろしできるのはとても便利です。
ボンゴの場合はヒッチを開いた状態かつ、バイクを積んでいない状態でないとリアハッチが開かないので、荷物の出し入れの際は順番を気をつけなければいけませんが、それも慣れてしまえば問題ないです。

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スマートにバイクを積んで、遠征先でバイクを降ろせばひとたび整備スタンドに早変わりするとても便利なkuatのヒッチキャリア。
カラーはGun Metal GreyとBlack & Polished Chrome powder coat finishの2展開となっています。

The NV :¥90,000(税抜)

NV Add-On:¥60,000(税抜)

基本的に在庫はしておりませんが、サークルズではお取り寄せすることも可能ですので、気になる方は是非ともお問い合わせ下さい。(通常納期は約3週間ほど頂きます)

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Ikeyama Toyoshige
池山 豊繁

Circles / SimWorks / CWD 学生の頃のメッセンジャー・サークルズでのアルバイトを経て、今に至る。 サークルズスタッフ最年少を公言していたが、今ではニュージェネレーションも加わり古参の存在。 でも身長は最小です(#163cmですがなにか)。 CXレース経験もありますが、今はのんびり瀬戸のグラベルを走ったりするのが専らで、過去の面影はどこへやら。自転車で釣り場にアプローチするBikeToFishingのスタイル研究にも余念がない。
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