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あと1枚が遠い。。。

Photo By Kikuzo

野辺山から1週間経ちましたね。良い天気に恵まれ、全国から人々が集まるシクロクロスの祭典は、今年も素晴らしい2日間でした。

C1残留が危ぶまれる今期、マキノと野辺山2連戦の計3レースで残留を決めてしまいたい気持ちでしたが、実際はそう甘くないのがトップカテゴリー。でもやはりあの声援の中を走れる事はとても大きな意味があり、次へのモチベーションにもなるレースだったことには違いない。取り損ねたあと一枚の残留切符を取るべく、次へと気持ちを切り替えます。

ちゃんとご紹介していなかったので改めてご紹介しますが、今年はCieloCX Racer Discをメインバイクにしています。

実はディスクブレーキのCXバイクは自身初の試み。今期バイクを初めて投入したレースではマッドコンディションだったこともあり、そのストロングポイントを活かす事ができました。
フィーリングは以前から乗っているCX Racerと変わらず、ディスクになった分若干の重量増はありますが、それ以上のブレーキの恩恵を得られそうです。

ブレーキはメカニカルディスクを選択、TRPのSpyreを気に入っていますが、ちょっと欲が出てPaulのKlamperをチョイス。思ったより引きも軽くて調子良く、調整もしやすいです。キャリバー自体がちょっとゴツいですが、使いたいなと思わせる無骨さはやはりPaulらしいと思います。

ホイールはVelocityのMajorTomに、R45 Discをハンドスパン。DugastのタイヤはTyphoon(30mm)をチョイスしてCX TAPEでバッチリ貼ってあります。仕上げのAquasureもディスクブレーキ用のリムだと塗布しやすいですね。

そして、すごく調子が良いのがSimWorksのWonderer Bar。手の小さい自分にとってはとても扱いやすく、ブラケットポジション・上ハンドル・下ハンドルへの持ち替えがストレスなくできます。小柄な方には特に試してほしいハンドル。

-BIKE SPECS-
Frame Cielo Cross Racer Disc size:XS
Fork ENVE CX Disc
HeadSet Chris King Inset7 Mango
BB Chris King PF30
Crankset Shimano Ultegra FC-6800 46/36T
Brake Paul Component Klamper
Brake Rotor Avid F:160mm/R:140mm
Brake Lever Shimano Ultegra ST-6800
FD Shimano Ultegra FD-CX70
RD Shimano Ultegra RD-6800 SS
CS Shimano Ultegra CS-6800 11-28T
Rims Velocity Major Tom 32H
HUBS Chris King R45 Disc
Spokes Philwood 14G Black
Tires Dugast Typhoon Cotton 30mm
Handle SimWorks Wonderer 390mm
Stem Thomson X4 90mm
Seatpost Thomson Elite
Saddle Fizik Gobi
Pedals Crankbrothers Egg Beater

 

Photo By Kei Tsuji

そして無事に残留を決めたら、クリンチャーホイールを組んで、こいつと山で遊ぶのがこの冬の楽しみなのです。

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Ikeyama Toyoshige
池山 豊繁

Circles / SimWorks / CWD 学生の頃のメッセンジャー・サークルズでのアルバイトを経て、今に至る。 サークルズスタッフ最年少を公言していたが、今ではニュージェネレーションも加わり古参の存在。 でも身長は最小です(#163cmですがなにか)。 CXレース経験もありますが、今はのんびり瀬戸のグラベルを走ったりするのが専らで、過去の面影はどこへやら。自転車で釣り場にアプローチするBikeToFishingのスタイル研究にも余念がない。
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