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まずは袖を通してみて欲しい。
SASのロングスリーブメリノジャージ。

 
あらゆるモノゴトの中心地として大きく繁栄してきたニューヨーク市マンハッタン。そこには、1930年頃から繊維産業を支えてきたガーメント・ディストリクトと呼ばれる地区が存在します。 最先端の流行を追い求め世界中から集まってきた富裕層のためのカスタムメイドのテイラードが集まり、生地問屋やボタン屋、縫製工場が軒を連ね、今でも地域の産業として根付いているのです。
 
サーチアンドステイトの製品は、米国産のファブリックを集め、その歴史あるガーメント地区にてデザイナーと職人達とが密なコミュニケーションを繰り返しながら、丁寧に縫製され、仕上げられます。 自らが製造者と関わる事で理想とするプロダクトがよりシンプルな道のりで完成するのです。
 
 
彼らサーチアンドステイトのプロダクトは、カテゴリーや人種を問わず全てのサイクリストに向けて発信され、シンプルに作られている中にもどこかユニークでファッショナブルな要素があり、そしてなにより袖を通してみればいかに実用的なものかを感じ取ることができます。
 
そんなサーチアンドステイトより、昨シーズンから少しずつ展開されていた、待望のメリノウールジャージが本格的な秋の到来を前にやってきました。
 

【Search And State】Long Sleeve Merino Jersey ¥27,000(税抜)

 
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今まで化繊ベースのジャージの展開をしていたサーチアンドステイトが満を辞してリリースしたメリノウールとポリエステルを混紡した薄手のジャージは、その通気性の高さのおかげで、秋にはベースレイヤーと合わせて単体で、そして起毛していないので、春から初夏にも使うことができるベージックなアイテム。
 
吸湿速乾にも優れ、汗をかいても発散が良く、肌触りの良い生地のおかげもあり1日中着ているようなロングライドにおいても快適に過ごすことができます。 寒さが増してこれば、ベストやジャケットとのレイヤードが効果的、そして厳しい冬のライドにはジャケットの下に着込むミッドレイヤーとして重宝します
 

 
また、サイクリングジャージはどちらかというと無駄を省いたミニマムなデザインが多いのですが、サーチアンドステイトのジャージでは、アウトドアウェアなどでも使われるriri社のジップを使っているのも特筆すべきこだわり。 存在感のあるジップは耐久性も高く、また着込んでいくほどに表情を変えていく様子を長く楽しめます。
 
 
カラーはアイスグレー・ブラック・サープラスグリーンの3色展開。どのカラーも落ち着いた印象を持ちながら、実際に袖を通すとサイクリングウェアとしての機能をしっかりとあわせ持った納得の仕上がり。
 
着れば着るほど、シンプルな中にもしっかりと彼らの考えるライドにおいて必要とされる機能性や、それを着てライドを楽しもうとする彼らの世界観の虜になるのがサーチアンドステイトの落とし穴なのです。 特にこの絶妙な生地感のロングスリーブメリノジャージは、これから秋冬のライドを快適に過ごす上でのキーポイントになるアイテム。 その着心地の良さと機能性を店頭にてお確かめ頂けます。 買う買わないは置いておいて、とにかく袖を通してみてください。
 

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Ikeyama Toyoshige
池山 豊繁

Circles / SimWorks / CWD 学生の頃のメッセンジャー・サークルズでのアルバイトを経て、今に至る。 サークルズスタッフ最年少を公言していたが、今ではニュージェネレーションも加わり古参の存在。 でも身長は最小です(#163cmですがなにか)。 CXレース経験もありますが、今はのんびり瀬戸のグラベルを走ったりするのが専らで、過去の面影はどこへやら。自転車で釣り場にアプローチするBikeToFishingのスタイル研究にも余念がない。
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