僕は無事に帰って来ることができました。
7月2日から23日までアメリカはオレゴン州へ行ってきました。
旅の大きな目的はバイクパッキングをして旅をするということ。
生活に必要な最低限の道具を自転車に括りつけキャンプをしながらゴール地点へと走った。
旅のお供はサークルズ3Fでガレージブランドとしてカバンやキャップ作りを生業としている「WELLDONE」イノッチ、そしてカリフォルニアからバッグメーカーOUTER SHELLのカイルとも合流し、3人での珍道中となった。
僕が乗るバイクはポートランドに会社を構えるCHRIS KING社製「CIELO」、イノッチが乗るバイクは同じくオレゴン州アッシュランドで製造される「DESALVO」。どちらもオレゴンで製造されたバイク、長い年月をかけて日本で大事に乗り続けてきたこのバイクたちが海を渡り再びオレゴンの地で走れるということで僕らの旅は#BACK TO OREGON TOURと名付けた。
僕らが今回の旅の指針としたのは「OREGON TIMBER TRAIL」。
昨年より公式サイトが立ち上がり、カリフォルニアとの州境から始まり、ワシントン州の州境であるフットリバーまでの全長約1000キロ続くほとんどが未舗装路のトレイルを繋いだ道のり。自分たちの時間と距離と体力を考え、およそ中間地点より少し手前のオークリッジという町からスタートし約600キロの行程に臨んだ。
経験の少ない僕がなぜアメリカの雄大な自然の中へ身を投じたのか?
大きなトラブルはなかったのか?
自転車で走ってみてのトレイルの感想は?
オレゴンの大自然はどうだったのか?
旅中の食事は?
テントなどの道具はどんなもの?
着替えはどんなものを?
実際走り終えてみた感想は?
パッキングギアはどんなものを使ったのか?
辛くて泣きそうだった場面は?
帰ったら食べたくなったものは?
とかとか。
これらの内容は今後スライドショーを交える報告会や、改めてブログにてまとめていきたいと思っていますので、乞うご期待ください!
あくまで「ファッション」として自転車を好きになった10年以上前、今も実際はそんなに変わらないんだけど、僕にとって自転車は「生活」にまでは成った思う。そんな僕がもう一歩踏み込んだところで自転車とともに生きてみた今回の旅。僕なりに考えた自転車文化とか人生や家族や地球とか宇宙とか意味不明に深いところを考えながら走り続けた11日間の旅やポートランドの街を駆け巡った数日間。まだ上手くまとめれないですが、少しづつ時間をかけながら整理していきます。
そして本当に言葉にできないほど、オレゴンはただただ美しかった。
また日常に戻り、僕はアーリーバーズに立っています。
お土産話はたくさんありますので、ぜひお店で聞きに来てもらえたら嬉しいです。
では。