はい、問題です。
この部品は、どこに使われているでしょう?
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「リアディレーラーのプーリー。」
はい、正解です。
では、どちらが上側で、どちらが下側でしょう?
「えっ、上下あるんですか?」
そう、あるのです。
では、まずどんな違いか見てみましょう。
これがテンションプーリー(T-PULLEY)。
もう一つが、
ガイドプーリー(G-PULLEY)。
よく見て見ると歯先の形が違いますし、モデル(今回は、SHIMANO RD-R8000)によっては書いてあります。
で、肝心のどちらがどちら側か。
テンションプーリーが下側で、ガイドプーリーが上側です。
理屈的には、チェーンに引っ張る力をかけて適度な張力を保つ役割のテンションプーリーが、チェーンが最初に入ってくるディレーラー下側で、スプロケットに対して、チェーンを導いていくガイド役のガイドプーリーがスプロケットに近い上側となります。
結構こんがらがってしまいますのでこう覚えましょう。
「整備の時は、テンション低めでお願いします。」
(テンション:テンションプーリー、低め:低い位置なので下側)
歴史の年号覚えと同じ要領です。
「ウホッ、解りやす〜〜。」
そんな今日のTipsでした。