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【PIT TIPS】手裏剣みたいだけど飛んでっちゃうと大変です。– RDのプーリーどっちがどっち? –

はい、問題です。

この部品は、どこに使われているでしょう?



「リアディレーラーのプーリー。」

はい、正解です。

では、どちらが上側で、どちらが下側でしょう?
「えっ、上下あるんですか?」
そう、あるのです。

では、まずどんな違いか見てみましょう。

これがテンションプーリー(T-PULLEY)
 

もう一つが、

ガイドプーリー(G-PULLEY)

よく見て見ると歯先の形が違いますし、モデル(今回は、SHIMANO RD-R8000)によっては書いてあります。

で、肝心のどちらがどちら側か。
テンションプーリーが下側で、ガイドプーリーが上側です。

理屈的には、チェーンに引っ張る力をかけて適度な張力を保つ役割のテンションプーリーが、チェーンが最初に入ってくるディレーラー下側で、スプロケットに対して、チェーンを導いていくガイド役のガイドプーリーがスプロケットに近い上側となります。

結構こんがらがってしまいますのでこう覚えましょう。

「整備の時は、テンション低めでお願いします。」
(テンション:テンションプーリー、低め:低い位置なので下側)

歴史の年号覚えと同じ要領です。

「ウホッ、解りやす〜〜。」

そんな今日のTipsでした。

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makoto
横山誠

ふと気がつくとスポーツバイクと触れ合い始めてもうすぐ30年。 ゆっくり長〜く乗り続けるためのあれやこれやを考察中。 乗るのも、触るのも、直すのも、作るのも、やってます。
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