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【PIT TIPS】回る回るベアリング

シールドベアリング。

自転車の部品の中によく使われている部品です。
ハブの回転部分だったり、
ブレーキレバーの可動部だったり、
変速機の中にあるプーリーのさらに内側だったりと、
自転車には大小様々なシールドベアリングが使われています。

そんなシールドベアリングは、リテーナーベアリングに比べてベアリングの回転部分がシールにより密封されているのでゴミや水の侵入が少なくメンテナンスをしなくても長く使えるのが利点となります。

メンテナンスしなくても長く使える???

そうなんです。
逆に言うとメンテナンスできないと言うのが本当のところです。
「シールを外して、掃除して、グリスを追加して回転復活」的なものをウェブなどで見かけると思いますが、多くのシールドベアリングは基本シールを外す行為はNGなのです。

一度外してしまったシールは、多かれ少なかれ変形していますので、戻したところでその回転は100%復活することはありません。
ですから、シールドベアリングは戻すのではなくベアリングごと交換するのが正解です。
工業部品ですから、規格に則ったものであれば1個数百円で手に入るはずです。

ChrisKingのベアリングのようにシールされているのにメンテナンスをすることができるように作られているベアリングはほとんどありません。
このことからもキングのベアリングが、いかに優れているかがわかります。
まあ、その話はまた今度にしておいて。

今回は、基本分解NGなシールドベアリングを分解してみましたので、是非とも中をご覧いただきましょう。

どちらもPHILWOOD / フィルウッドのハブに使われていたベアリングです。
交換のために外したものですから中身がボロボロなのはご容赦ください。
同じハブに使われていたベアリングなのに片方はサビサビ、片方はドロドロゴテゴテなのが興味深いですね。
使われていた環境によってその劣化具合もまちまちです。

ちなみに、質実剛健さが売りのフィルウッドのハブがなぜ重いかというと、ただ丈夫なハブとしてではなく、シールドベアリングの打ち替えにも耐えうる頑丈さを求めたからでもあるのです。 だからこそ、メッセンジャーやビックツアラーたちから厚い信頼を得ているのですね。

早速掃除をして真上からのぞいてみると、、、

中身は、まるでスターゲートみたいな感じですね。

さて、こちらのベアリングは、これでお役御免。
新品のベアリングに交換となるのですが、多くのシールドベアリングはその構造上各部品に圧入されていることが多くワンタッチで交換というわけにはいかないようになっています。

ご家庭で簡単には交換できないことが多いですので、ご要望の際には是非ともご相談していただければと思います。
密閉されているだけにその交換時期や不調が判りづらい部分でもございますので気になる時にもご相談ください。

シールドベアリングのスムーズな回転こそ、スムーズなライディングを生みだす秘訣ですので、今度のお休みにでもチェックしてくださいね。

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