ツーリングと僕の持ち物
前回はツーリングが思っていたより簡単にできたこと、最低限これだけ持っていけばどうにかなるアイテムをご紹介しました。
今回はそんなツーリングで実際に足を運んだ場所や現地でつながった人たちとの記録を写真と言葉を通じてご紹介しようと思います。前回のブログは下記のリンクからご覧いただけますのでぜひ読んでみてください!
五感で感じよう
朝起きて身支度をして宿を出たらペダルを漕ぎ続けると今まで見たことのない景色が僕の全身を通り抜け、行く先々では新しい人との出会いや会話、そして食事を楽しみました。 ツーリングは目的地まで走って完走する達成感を楽しむものだと思っていましたがそれが全てではなく、その途中に様々な経験を得れるアクティビティであることを全身で体感してきました。
ツーリングの醍醐味といえば
とはいってもツーリングでまず想像することといえば走る先々で見る美しい景色と現地で食べる美味しい食事。もちろん僕もこの2週間で堪能してきました。
海沿いを走れば磯の香りを感じながら雄大な自然を間近で見ることができます。ちなみに日本海、瀬戸内海、太平洋と渡りましたがそれぞれ違った海の様子を見ることができます。
海から離れて山を登り、谷を抜ければ木々の匂いと川の涼しさを感じられます。
こちらは阿蘇カルデラを一望できる「大観峰」からの景色。
阿蘇は火山活動でできた壮大な地形とそこに住む人々が作り出した町が共存した場所。どこか映画やゲームの世界にいるような不思議で見とれてしまう景色でした。帰りの飛行機から阿蘇全体を見ることができたのはFDAを利用した者ならではの特権。自分の走った道を上空から見れる機会なんてなかなかありませんからね。ぜひ阿蘇へ走りに行く際はFDAの利用をおすすめします!
頭は食べ物のことだらけ
ライド中考えることといえば「ご飯」。ライド中は1日に最低3回はお店に寄ってご飯を食べます。じゃないとふらふらになってツーリングどころじゃなくなりますからね。昼時や目的地にもうすぐ着くタイミングは疲れも溜まりお腹も空いてるので頭の中が食べ物のことでいっぱいです。
今回は補給目的なら近くのコンビニなどで済ませ、昼食や夕飯は地元の料理を食べようと決めていたのでスマホで調べつつ目的地に向かってペダルを回しました。
ライド前に必ず食べようと思っていた海鮮料理たちと現地の果物や食材を使ったお菓子を補給食に。名古屋でも食べることはできますが、やはり地元で獲れたものをそこで食べるのでは新鮮さや美味しさが格段に違います。特に高知県で食べた鰹のタタキは別格だったのでもう一度食べにきたいですね。
個人的に印象に残っているのが尾道で泊まったゲストハウスで食べた「フェイジョア」という果物。 食感は梨っぽくしゃりしゃりしてて味はバナナっぽい(個人差あり)不思議な果物。 尾道の特産品ではなく店主さんが趣味で育てており振る舞ってくれました。今回のツーリングでなければ泊まらなかったかもしれないので忘れられない思い出です。
今回のツーリングではそういった一期一会な出会いがあり、今でもツーリングを思い出すときはいつもその記憶が蘇ります。
一期一会な出会いこそツーリングの楽しさ
走る前はツーリングの楽しさを景色や完走した時の達成感に見出していましたが、走った後、そして今この記事を書きながら思い出す出来事のほとんどは現地で会った人たちとの会話や風景です。毎晩泊まった宿のほとんどがゲストハウス。 普通の宿と違い店主さんや同じタイミングで泊まりにきたお客さんとの距離感が近く交流があります。
そんなゲストハウスで出会ったライダーさんとは自転車やお互いにについて語ったり、翌日に阿蘇カルデラを一緒にライドできたり。地元が10kmしか離れていない大学生の子と大分県で出会い地元の話で盛り上がったり。
そして漁師町のゲストハウスでは市場に案内してもらい、そこに住む人たちの生活の一部を見せてもらいました。普段の生活の中では会えなかった人たちと同じ時間を共有できたことがこんなにも楽しくて自分の中に残るものなんだと知ることができました。
さあ準備して出かけよう
前の記事でも書きましたが案外簡単にできたロングツーリング。必要な持ち物と「行くぞ!」というちょっとの気持ちがあればできちゃいます。これからどんどん暖かくなってツーリングにもってこいの季節になりますのでぜひ準備して家から飛び出してみてください!もし分からないことがあればご相談乗りますのでお気軽にご来店くださいませ。
最後までお読みいただきありがとうございます。それではまた!