サイクルメッセンジャーの世界選手権CMWCが横浜日産スタジアムで今月23-24日(土,日)に開催される。メッセンジャーは職業文化を持っていて、それがこういう大きな自転車イベントとして結実している。という事を先日の告知記事で書いた。
そしてもうひとつ、メッセンジャーとはこういうものであるという定義も難しく、とにかく多種多様な人がいる。という事も書いた。
そう、メッセンジャーには色々な奴らがいる。CMWCのような正統なイベントだけでは収まらない多様性がある。今回もCMWCの裏イベントとでも呼ぶべき、よりストリートカルチャーに近いやばい祭が開催されるのだ。その名も「SLOW BURNIN’ 2023 JAPAN」!
様々な音楽ライブ、トラックロクロス世界選手権、バイクレース、アートショー、マーケット、キャンプ、が伊豆山奥にあるキャンプ場でごった煮開催される。誰にでもおすすめできるわけでは無いし、サバイバル能力が試される場ではあるけれど、生粋の遊び人には刺さるイベントである事は間違いない。
毎日都心の路上でデリバリーを続けていると本当に色々な事が起きる。タフでないと生き残れないし、楽しみを見つけられないと続かない。メッセンジャー達が音楽やファッションやアートと結びつくのは、そのストリート環境で生き抜くために必要な要素だからだ。
実は昨年のCMWCプレイベントとして開催されたJCMCの時にも同じく開催された「スロバニ」。今年は海外から無茶なメッセンジャー勢が大量にやってくる。いったいどうなってしまうのか。期待と不安が渦巻いている。
昨年の様子は以下のページのレポートを参考に。