アメリカ・コネチカット州より、ご存じULTRAROMANCE御大ことロンと、パートナーのアーヤによるバイクバッグブランド、RON’S BIKES / ロンズバイクスのバッグが入荷しました!
ULTRAROMANCEの経験に基づいたバイクバッグ
タイヤ選びにダイナミックなチョイスをもたらしてくれたタイヤブランド、ULTRADYNAMICOのファウンダーでもあるロン、今年来日した際に行ったインタビューでもそのバックグラウンドについて紹介させてもらったように、若かりし頃はロードレースを楽しんでいたロンですが、それからバイクツーリングに目覚め、僕らの想像を絶するような数々のアドベンチャーライドをやってのけてきました。そんなロンの経験をもとに、生み出されるのがRON’S BIKESのバッグたち。
パートナーのアーヤの協力もあり、地元コネチカット州のウォーターベリーでNUTMEG NEEDLE WORKSという工場をオーガナイズしており、すべてのバッグはその工場でハンドメイドされています。
独特の表情を見せる素材、容量や取り付け方に応じた豊富なラインナップ
ロンが使っているのを多くの方が見たことがあると思いますが、RON’S BIKESといえば何と言っても Fabio’s Chestという大型バッグのイメージが強いと思います。
ラックを取り付けずとも、多くの荷物を入れることができる積載力を持ち、また容量の変化に応じてフラップ部分を調整できたり、ハンドル取り付けについてもちょっとやそっとでバッグがズレたりしないような確実な取り付け方法が考えられていたりと、バッグ全体の見た目はもちろんなのですが、実はそれ以上にそういった細かなディティールにかなりこだわっていて、荷物をフルパッキングしても本当にストレスなく使えるバッグというのが特徴です。
また、RON’S BIKESのバッグはバリエーション豊富な素材も特徴で、Waxed Canvas・Waxed Codura・V50 X-pac・VX21 X-pac・X11 cotton faced X-pacといった様々なバリエーションを持ち、X-pacは地元コネチカットの生地を使っています。もちろんバッグとしての耐久性を最優先としながら、軽さや耐水性、カラーチョイスの豊富さなど、お好みに応じた生地のチョイスが楽しめるのも特徴です。
特にWaxed系の素材は、使い込めば使い込むほどに表情を変えていくロマンチック度数の高いものばかりなので、ロンのバイクのようにエイジングを楽しみながら道具としてガシガシ使えるバッグなんです。
というわけで、気になる今回の入荷ラインナップをご紹介。
Fabio’s Chest / ファビオズ チェスト
RON’S BIKESといえば、やっぱりこのバッグ。ハンドルバーやサドルにラックレスで取り付け可能なツーリング向けのバッグがこのFabio’s Chestシリーズです。
その積載量は圧倒的で、長期ツーリングに必要なスペックを兼ね備え、フラップを2倍に広げることができるため、積載量を拡張できます。ハンドルバーへの取り付けのイメージが強いと思いますが、BROOKSのようなサドルループを備えたサドルであれば、スティックを取り付けたりバックサポーターを用いることでサドルバッグとしてリアへの取り付けも可能です。
ハンドルバーへの取り付けベルクロはしっかりと固定するための太さを兼ね備えつつ、できる限り様々なハンドルバーに対応するようその間隔に工夫が施され、少なめの荷物で気軽に使いたいバスケットモードでは、マグネット式のクロージャーで簡単に荷物へアクセスできます。3枚目の写真はちょっと大袈裟ですが、ツーリングなどで荷物が増える際には、フラップ部分を広げて更なる容量を収納可能。この場合はバックルでフラップを固定しますが、バックル位置も容量に応じて簡単に調整でき、このあたりのディティールは流石だなと。本当に良くできてます。
サイズはSmallとLargeがラインナップされているので、取り付けるバイクのサイズや運用するハンドルの幅に応じてフィットするサイズをチョイスできます。また、場合によってはバッグサポーターを併用することでタイヤとの干渉を防ぐことができます。 ちなみに、Fabio’s Chestにピッタリなバッグサポーターも近々入荷予定なので、お楽しみに。
Fabio’s Chest
価格 : Small / 57,200円(税込) , Large / 59,400円(税込)
Fabio’s Fanny / ファビオズ ファニー
ファニーパック・ショルダーバッグとしても使えるハンドルバーバッグ、Fabio’s Fanny、フラップを止めるフックはマグネット式のものを採用しているため、付け外しが簡単 = 簡単に荷物にアクセスできる構造になっています。もしライド中に無性にバナナが食べたくなっても、このフックのおかげで片手で荷物が取り出せるので問題なしというわけです。
また、バッグの側面は丈夫な素材で作られており、中身が入っていなくてもバッグの形を維持した状態なのもポイントで、これも荷物へのアクセスしやすさを狙ったものとなっています。
ファニーバッグ・ショルダーバッグとして使う際のストラップはバッグ背面に収納でき、上からメリノウール製フェルトパッドを装着できるので、オフバイクバッグとして使う際に蒸れにくく、またハンドルに取り付けた際に邪魔になることもありません。ジッパーポケットやスマートフォン用のサイドポケットがあるのもGOODポイントですね。
Fabio’s Fanny
価格:36,300円(税込)
Fab’s Abs / ファブズ アブス
Fabio’s シリーズと比べると小さいですが、程よいサイズのシンプルなハンドルバーバッグがFab’s Absです。フラップ部分を留めるバンジーコードは長さ調節可能なので、不意に荷物が増える時にもある程度容量の変化に対応できます。
ライドに欠かせないスナックを入れておいたり、これからの時期であればウインドシェルを締まっておくのにもちょうど良いサイズ感。比較的小さいながらも容量は賄えているので、ドロップバーのバイクからフラットバーのバイクまでどんなバイクにもおすすめです。
先日ポートランドでパトリックとライドした時の一コマ。優しいパトリックはバテ気味だった僕を見かねてエナギーグミを差し出してくれました。こんな感じでライド中とササッとスナックを取り出せる調子の良いハンドルバーバッグです。それにしてもパトリックかっこよすぎる。
Fab’s Abs
価格:22,000円(税込)
LaRon’s Tulips and Holly Cap / ラ ロンズ チューリップ アンド ハリーキャップ
価格:4,180円(税込)
他にも、RON’S BIKEのアイコンでもあるお馴染みのバラ柄が前面にあしらわれたサイクリングキャップや、
LaRon’s Tulips and Holly Bandana / ラロンズ チューリップ アンド ハリーバンダナ
価格:3,300円(税込)
同じくバラ柄のバンダナも入荷しています。
フェイスマスク・スカーフとして、そしてロンのようにサドルバッグ代わりにも使えてしまうあると便利なアイテムです。
というわけで、RON’S BIKEのアイテム是非チェックしてみてくださいね!