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【新製品情報】HUNTER Smooth Move Drop Bar

COVID-19以前から進めていたプロジェクトが5年越しでカタチになりました。

ご存知、HUNTER CYCLES / ハンターサイクルズ のフレームビルダーであるRick Hunter / リック・ハンター、昨年は本当に久しぶりにストックフレーム(しかもトラックフレーム)を紹介することができましたが、今回は彼が新しく生み出したハンドルバー、Smooth Move Drop Bar / スムース ムーブ ドロップバー が待望のリリースとなったのでご紹介します。

温故知新なドロップバー

クラシックシェイプのフレッシュテイクとして開発されたこのハンドル、世界で最も厳しいレースにおいて数々の勝利を収めてきたCINELLI / チネリの65クリテリウムというハンドルバーの形状にインスパイアされ、リックなりに解釈して新しいアプローチを加えた、まさに温故知新なドロップバーです。

もちろん製造は日本が誇るNITTO製。

深いドロップとリーチがもたらす様々なポジショニング

大きなカーブを描くドロップのトップベンドはブラケットレバーまでスムーズに続き、スプリントやテクニカルライディングの際には手首の可動域にゆとりを生み出します。 

このディープでワイドなドロップバーは、フラットトップを握ればアップライトなポジションになり、手を伸ばしてブラケットを掴んだり、トップベンド部分に手首をかけるようにレストポジションを取ったり、姿勢を落としてドロップを握り込んだりと、多彩な手の位置だけでなく、様々なライドスタイルやシーンに適応するボディーポジションも可能にします。

万人向けではない by リック

ここ数年のトレンドを逆行するかのような深いドロップとリーチを持ったハンドルは、リック本人も言うように決して万人向けのハンドルではないのは事実。

彼自身が必要だと思ったからこそ作った、まさにリックらしいなというアイテム、まずはリックのために最も幅の広い530mmを作りましたが、今後490mmと510mmのラインナップも順次加えていく予定です。

HUNTER CYCLES Smooth Move / Drop Bar

Color : Silver, Black
Material : Heat Treated Aluminum
Width : 530 mm (center – center at ends)
※515 mm at the Foods
Reach : 88 mm
Drop : 150 mm
Flare angle : 87 deg.
Center Clamp : 31.8 mm
Bar diam. : 23.8 mm
Weight : 410g

Made in NITTO Japan

Price : 14,300円(税込)

早速リックから、「自分のバイクに装着してライドに出かけたけどめちゃくちゃ調子良かったよ!」と嬉しそうに連絡がありました。

CXやグラベル系のバイクにつけるも良し、ATBをドロップバーで組む場合の新たなチョイスとしても良しなハンドル、あなたはどうやって組みますか?

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Ikeyama Toyoshige
池山 豊繁

Circles / SimWorks / CWD 学生の頃のメッセンジャー・サークルズでのアルバイトを経て、今に至る。 サークルズスタッフ最年少を公言していたが、今ではニュージェネレーションも加わり古参の存在。 でも身長は最小です(#163cmですがなにか)。 CXレース経験もありますが、今はのんびり瀬戸のグラベルを走ったりするのが専らで、過去の面影はどこへやら。自転車で釣り場にアプローチするBikeToFishingのスタイル研究にも余念がない。
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