みなさま、明けましておめでとうございます。
昨日より新年の営業をスタートし、ガラポン大抽選会や福袋も大盛況いただいております。昨日も今日も、自身が案内させていただいたお客様の中で2等が立て続けに出るなど、その引きの強さに驚きながらも、自分自身が年始に引いたおみくじは末吉だったシゲです。
新年早々、起きてほしくない天災や事故が続いております。サークルズでは能登半島地震を受け募金箱を設置しました。石川県にはサークルズが昔行ったBangKingというトラックレースのイベントをはじめ、かねてからお世話になっている方が多く、少しでも力になればと思います。
募金いただいた支援金については日本赤十字社を通して現地の支援に充てさせていただきますので、ご来店の際には是非ともみなさまの温かいご支援をよろしくお願いします。
話は変わって、早速ですが今日は新年一発目のバイクチェックとまいります。題名にもある通り、昨年12月のサークルズ17周年イベント内で開催しました 【BIKE of the YEAR】 にエントリーいただいた中から、スタッフの厳正なる審査の上ベストバイクが選ばれたので、ご紹介させてください!
かなりの得票数でベストバイクに選ばれたのはこちら!
SURLYのSteamrollerを球体ペイントで再塗装し、ご自身で組み立てたバイク。
シングルスピードながら太めのタイヤが履けてしまう懐の深さで、ずっとファンの多いこのモデル、初期の頃はなかったですが、後期モデルからはフェンダーアイレットが付属し、個人的にはさらにそのユーティリティーさが際立ったように思います。
個人的にSteamrollerを組むのであれば、650B化したり太めのタイヤを入れるのが最近の気分でしたが、700cの細めのタイヤで正統派に組むのもやっぱり良いなと再認識できた今回のビルドです。
なんといってもSimWorksのチタンフェンダー + リアのバッグサポーターに今はなきPETERBOROのバスケットをマウントした豊かな発想のアッセンブルに脱帽。
通勤快速号として活躍するのはもちろん、ちょっと足を伸ばすようなライドもしっかりこなせて、うっかり荷物が増えても対応できますね。
実はちゃっかりフォークをHUNTERのスーパークラウンフォークに換装していたり、駆動系やベアリング周りは妥協なく、安心して長く使えるものをチョイスしつつ、他の部分は力を抜いていたりと、全体で見た時の拘っている部分と脱力な部分のバランスがとても良いなと思うんです。
メインのダウンチューブデカールは左右で非対称にしていたりと、細かなところにもこだわりが感じられる一台。何より、綺麗に全体が整いながらも、オーナーに寄り添ったファンツールとして使い込まれている感じがひしひしと伝わってきて、撮っていてとても楽しめたバイクでした!
改めまして、受賞おめでとうございます!
今年も、より多くのみなさまが素敵な自転車生活を送れるよう、最良の一台を提案・紹介してまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします!
Frame | SURLY Steamroller painted by KYUTAI PAINT |
Fork | HUNTER CYCLES Super Crown Fork |
Headset | CHRIS KING NoThreadSet 1-1/8″ |
Fender | SimWorks by HONJO Smooth 35 Titanium |
Stem | SimWorks by NITTO Anna Lee-S Stem |
Handle | SimWorks by NITTO Co Misirlou Bar (Discontinued) |
Hub | SHIMANO Dura-Ace Track HB-7710 |
Freewheel | WHITE INDUSTRIES Trial Freewheel |
Rear Basket | PETERBORO Standard Bicycle Basket |
Brake | SHIMANO BR-R451 |
Brake Lever | SHIMANO BL-R400 |
これまでサークルズで組んだバイクのフォトアーカイブ公開中。
バイクのカスタムイメージを膨らませてみてください。