今日は2台のSurlyをご紹介します。
1台目はStraggler。
通勤をメインに週末にはツーリングや、ダートライドをしたりというオーナーのイメージに合わせたオールラウンダーな一台に。
ハンドルはSimWorksのCalsaga Bar。完成車はドロップにSTIレバーという組み合わせですが、もう少し気楽に乗れる様にWレバーをチョイスしています。
タイヤは通勤で調子の良いSchwalbeのKojak 700-35c。是非とも将来的にはBruce GordonのRock’n Roadを履いてダートツーリングを楽しんでもらいたい一台です。
お次ぎはPacer。やはりマルチプレーヤーとしてはCross Checkが抜きん出ていますが、もう少しスピードを求めたり、より遠くへ行ける相棒をお探しの方にはPacerがオススメです。
巷では11sの105が出ると騒がれていますが(もちろんうちにもたんまり入ってきますのでご心配ねぐ)、なんだかんだいって10sでも十分だというのが僕の答え。(現にまだ11sコンポを持っていない、、、)通勤でも使いながら、やはり週末に遠くへ行ったり、多少のグラベルもこなせるような冒険ロードをお探しだったオーナーさん。
純正のカラーを気に入って頂けたので、赤に合わせてブラウンをポイントに。サドルはBROOKSにいってしまいがちですが、予算的にもBLUE LUG別注のWTB Silveradoをチョイス。これを野暮ったいと思うかどうかはあなた次第ですが、とっても綺麗にまとまっていると思います。なによりWTBは座り心地最高です。
今回ご紹介した2台は、どちらも純正カラーをそのまま活かしたバイクです。一見すると完成車がベースと思いがちですが、フレームセットからパーツをチョイスしています。ポイントは完成車のプライスよりお値打ちに組んでいるということ。
自転車を選ぶとき、「どんな事に使うか」とか、「どんな所を走りたいか」といったイメージがしっかりあれば、それはきっと最高なバイクに出会うことができます。でも実際乗ってみないとわからない部分もあったりしてついつい完成車を選んでしまいがち。完成車を買う事が別に悪い事ではないですが、その人にとって完成車のスペックが必要な部分とそうでない部分とあるとすれば、きっちりそこと向き合ってひとつずつ選んで行くというのもアリだと思います。だから僕らが好きなSurlyというメーカーは完成車も展開しながら、フレームセットを用意しているのですね。
コンポのスペックとか難しいことはわからないという人は是非我々サークルズスタッフにご相談下さい。多分スタッフそれぞれに色んなセレクトをすると思います。最終的に形となったバイクは様々でも、お客様にとってどういったバイクがいいか知恵を絞って出来たバイクはそれぞれがサークルズとしての解答例です。
せっかくなら塗装もしたいなと考え始めると、良い値段になってしまうこともありますが、、、完成車相当の値段もしくはそれ以上の金額の買い物をするのであれば、もしくは何となく完成車で良いかなぁとお考えの方、こんな自転車の買い方は夢があるのではないでしょうか?僕ら自転車屋も腕が鳴りますぜ。