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【BikeToFishing】 Bring Your Super Chill Vibes

先日えりちん(実は私の大学の一つ上の先輩でもあります)のブログでも紹介した通り、MADEショーが終わった翌日はビルダーたちとのバイクパッキングでした。

SimWorks USA のリエボーからは「バイク持ってきてね!」と言われていたので、もちろんマイバイクは持ってきていたのですが、MADE本番までの怒涛の日々に自分のバイクは箱すら開けておらず、いざ箱を開けて準備をしたのはショーが終わった夜。まぁそれもいつものことなのですが(笑)。

というわけで、ショーの疲れは乗って吹っ飛ばそうと、ビルダーをはじめ錚々たるメンツで走ることに。

ビルダー界隈は車にもこだわる

フィラデルフィアの新進気鋭ビルダー、LA MARCHE BIKE COのトム率いるフィリーボーイズは、トムがフィラデルフィアからポートランドまで4日かけて走らせた車に乗って到着。LA MARCHEのバイク4台積みはまさに圧巻の一言。

そして、つい最近憧れのジャパニーズファイアートラックを手に入れたCHRIS KINGのジェイは、ショーの間ジェイの家に滞在していた弟であるジェレミー(SYCIP DESIGNS)やカーティス(RETROTEC CYCLES)とともに登場。しかもこの消防車は岐阜県恵那市で使われていたやつっていうんだからこれまた驚き。というかみんなスタイルありすぎだろ!

Bring Your Super Chill Vibes

こちらが今回のライドの首謀者、皆様ご存知のリエボーです。

ライドのグループメッセージで持ち物リストの最後に「Bring Your Super Chill Vibes」と書いてあった通り、とにかく色々積んできたリエボー、もう何年も前にコーヒーを淹れながらヨーロッパ横断の旅をしたことがある彼女にとってはキャンプでオーバーナイトした翌朝のコーヒーは欠かせないっていうことで、今回もお気に入りの豆とフルセットをパッキングしてライドに望んでいました。淹れてくれたコーヒー美味しかったなぁ。

そう、これこそがスーパーチル。ただ走るだけじゃなくて、もっと楽しもうと思うとあんなものやこんなものだって持っていきたいよね。ってなると必然的に荷物が増えてバイクも重くなっちゃうけれど、別にそれだったらゆっくり走れば良いよねっていうのが彼女のスタンスなんです。

RETROTECのカーティスも基本は超ミニマムでスマートなパッキングなんだけど、おやつのチップスだけは譲れねぇ!ってことで、ハンドルバーバッグに括り付けてるあたりがスーパーチル。実際、ちょっと燃料切れになりそうなところでこのチップスに助けられました(笑)。

もちろんこれだけ大人数集まるとペースもそれぞれで異なってしまうんですが、それでもみんな文句言うことなく遅い人を待ってくれるし、その間に思い思いにダベったりスナック食べたりして、終始スーパーチルなライドでしたー。

LA MARCHE Crew

LA MARCHEのトムは、地元フィラデルフィアの友人3人と一緒に参加しれくれました。トム、そしてジョーディーとは去年秋のPHILLY BIKE EXPOぶりの再会。

古くからの友人だという四人は本当に仲良しで、終始みんなでふざけ合ってて、しかもみんな超が付く良いやつ。バイクはLA MARCHEの最もポピュラーなモデル、Town & Countryを各々のスタイル全開でアッセンブルしていてめちゃくちゃ良かったです。

FIXED FREE STYLEライダーとしてその名を馳せ、スタントの仕事なんかもこなしていたトムはビルダーになった今でもライディングスキルは衰えることを知らず、カメラを向けるとバシッと決めてくれるサービス精神旺盛っぷり。

どれもみんなそれぞれのスタイルが出てて最高にクールだったんですが、やっぱりつい昨日までショーバイクとしてディスプレーされていたショーンのバイクが次の日ちゃんと土まみれになって使い込まれているのが何よりクールでした。そうそうやっぱり自転車は道具ですからね、こうやって使ってナンボなんです。

もちろん釣竿持っていきましたよー🚲🎣

今回は、フロッグ湖という湖畔のキャンプ場でオーバーナイトということで、実は事前に下調べだけはしておいたんです。とりあえず魚はいそうだなってことはわかったので、釣竿も自転車ボックスに入れてちゃっかり持ってきてました。

LA MARCHEクルーのジャスティンもフライタックルを持ってきていたので、キャンプ場についてテントを張るなり湖へ。本当はキャンプ場近くの小川まで自転車で行ってみようかと話していたんですが、どうも渇水で釣りができる場所がなさそうだったので、日没までのわずかな時間ですが湖で一緒に釣りすることに。

気になる釣果の方はというと、小一時間粘って最後の最後に綺麗なレインボートラウトがヒットしてくれました。
ヒットルアーはラパラ社のカウントダウンエリート。アメリカでアメリカンなルアーで釣った思い出に残る一匹。

というわけで、僕なりのスーパーチルバイブスを持ち込んで臨んだバイクパッキングを楽しんで、キャンプの夜はショーの疲れもあってかテントで爆睡しましたとさ。

BikeSKLAR BIKES Custom Steel Monster Cross
TireSIMWORKS Super Yummy Tire 27.5″
PedalSIMWORKS Taco Pedal
Front PackingOUTER SHELL ADVENTURE Drawcord Handlebar Bag / Handlebar Harness / Stem Caddy
Center PackingOUTER SHELL ADVENTURE Half Framebag Size : S
Rear PackingOUTER SHELL ADVENTURE Expedition Seatpack
TentBIG SKY Wisp 1p (トモやんに借りた)
RodSKAGIT DESIGNS
ReelSHIMANO / 12 Cardiff CI4+ 2000SS
LureRAPALA Count Down Elite 5.5


いやぁ、ショー終わりの怒涛のライドでしたが、我が先輩もタフに走りきっててすごいなと思いました!疲れたけどその分楽しかったですね!

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Ikeyama Toyoshige
池山 豊繁

Circles / SimWorks / CWD 学生の頃のメッセンジャー・サークルズでのアルバイトを経て、今に至る。 サークルズスタッフ最年少を公言していたが、今ではニュージェネレーションも加わり古参の存在。 でも身長は最小です(#163cmですがなにか)。 CXレース経験もありますが、今はのんびり瀬戸のグラベルを走ったりするのが専らで、過去の面影はどこへやら。自転車で釣り場にアプローチするBikeToFishingのスタイル研究にも余念がない。
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