
よく、「運動神経良さそう」「走るの早そう」と言われるのですが、自分でも、私をよく知っている人から見ても「良い」方ではないと思っています。
短距離は平均以下、球技では動きがちぐはぐで、種目によっては“運動神経悪い芸人”ばりのキレの悪さを披露することもしばしば。笑
運動自体は好きなんですが、これといって「得意なスポーツ」が見つからないままここまで来ました。
上手くなりたいという気持ちは毎回あるのに、「得意」と胸を張って言えるほどの感覚には、まだ出会えていない気がします。
(そもそも「得意」って、どこからなんでしょうね。)
スポーツが上手な人って、やっぱりかっこいい。
だからこそ、「得意」と呼べる何かを、自分も持ってみたい。

そんなことを思いながら、自転車に出会い、去年の夏、OMM BIKEに出場すべく、WILDEのSupertrampを手に入れました。
「得意ってなんだろう?」を今、このバイクと一緒に探しています。
私がSupertrampを選んだ理由



未舗装路、石が多い林道の下り、そういう“ちょっと怖いエリア”を、自転車で行ってみたかったんです。
速く走れるかどうかではなく、行けるのか。楽しいのか。
そもそも自分はそういう遊びが好きなのかを試してみたかった。


もし、走ってみて「いや、これは無理」「楽しくない」と感じても、
Supertrampなら他の遊び方がいくらでもある。
キャンプライドにも使えるし、街乗りでのんびり走っても絵になる。その“余白”みたいな自由さが、このフレームを選んだ大きな理由でした。
乗りづづけて分かったこと

初めての下りはほぼブレーキ握りっぱなし。笑
ラインも読めず、石に乗り上げて足をつくこともしょっちゅうで、
グラベルに行くたびに下りで転けてました。

でも、不思議と「もうやめたい」にはならなかったです。
むしろ「次はサドルもう少し下げてみようかな」とか「もう少しタイヤ空気圧を落としたらどうだろう」と、ひとつずつ試したくなる。
失敗が“観察メモ”に変わる感じ。
そこから少しだけ、「苦手」でも続けたい気持ちが育ってきました。
(もちろん、転んだ瞬間はありえないほどテンション下がるし、「もう絶対来たくない」って言ってます。でも振り返ると、なんだかんだ楽しかった思い出になってる。)



怖いけどもう一回やってみたい。昨日よりちょっとだけ身体が反応した気がする。
その繰り返しが積もった先で、気づけば「得意」に近づいている。
その途中段階に、今いるのかもしれません。
Supertrampは、「できる人」のためというより、これからじっくり育っていきたい人に寄り添ってくれるバイクだと思っています。
いきなり結果を求めたりしないし、そのときの気分や遊び方が変わっても、ちゃんと受け止めてくれる。
そんな懐の深さが、このバイクのいちばんの魅力かもしれません。
前置きが長くなりましたが!
そんな私の推し、Supertrampの新色「Dirt Champagne」で、コンセプトバイクを組んでみました。
自分のペースで、遊びの幅を広げていく一台。

WILDE BICYCLE CO. Supertramp / サークルズオリジナル完成車
SIZE : M
COLOR : Dirt Champagne
SPECIAL PRICE : ¥599,500(税込)
| Frame | WILDE BICYCLE CO. Supertramp / Dirt Champagne – Size : M |
| Head Parts | CANE CREEK 50 |
| Crank | SRAM GX Eagle Crank Set DUB Boost / 170mm 32T |
| Main Group Set | MICRO SHIFT / Advent X 10s |
| Handle Bar | SIMWORKS / Rumble Bar |
| Stem | SIMWORKS / Rhonda Stem |
| Tire | TERAVAIL / Ehline 29×2.5″ |
| Rim | SIMWORKS / Standalone 001 Bronze Rim 700c 32H |
| Hub | VELOCITY Mountain Disc Boost F/R Hub Set – Oil Slick |
| Saddle | SELLE ANATOMICA H1 Leather Saddle |
| Seat Post | THOMSON Elite 410mm Φ31.6 |




このカラー、名前の通りシャンパンのような上品なきらめきの中に、うっすらと土埃をまとったような渋さがあって。
まさに「野に出る」ためのバイクにぴったりの色だと思います。
光の当たり方やシーンによって表情を変えるのも魅力で、ただ停めてあるだけでもつい見とれてしまう存在感ですね!

また今回から、ヘッドチューブは1-1/8″サイズに、そしてSRAMのUDHに対応したリアエンドを採用しています。それ以外は前回と全く同じ仕様です。
大きなフロントバッグも抱えられるSIMWORKS RUMBLE BAR

ワイドで、しっかりフレアしたグリップ部分。街中ではやや大ぶりに感じるかもしれないけれど、グラベルや林道のようなラフな地形に入ったとき、このハンドルの安心感が効いてくるんじゃないかと感じています。また、旅仕様の大きなバッグを積んでも、ハンドルまわりが窮屈にならないのもRUMBLE BARの魅力です。

Supertrampのように、いろんな遊び方に応えてくれるバイクにとって、こういう「ちょっとクセはあるけど頼りがいのあるハンドル」って相性がいい気がしています。
新色のStandalone001 & TERAVAIL Ehline


ホイールには、リリースされたばかりの SIMWORKS Standalone001のBronzeカラーのリムとVELOCITY Mountain Disc BoostのOil Slickハブを組み合わせています。

この独特なブロンズカラーとオイルスリックのハブの組み合わせは、光の角度によって表情が変わり、
林道の木漏れ日や夕暮れの淡い光の中で、ふわっと浮かび上がる感じがとても魅力的です。
「どんな道を走ってみようかな」と想像が膨らみます。

そして、そうした“揺らぎのある色味”に呼応するように、サドルには SELLE ANATOMICA H1 をセレクト。
リムとの色の相性も良く、落ち着いた佇まいの中に芯のある存在感を添えてくれます。
長距離でも快適に走れる柔軟さと、使い込むほどに馴染むレザーの経年変化も含め、まさにこのバイクの「育てる楽しさ」にぴったりな一品です。

タイヤは、TERAVAIL Ehline(29×2.5″)を履かせています。
実はこのタイヤ、前から気になっていた一本でした。
幅は2.5インチと、細すぎず太すぎず。Supertrampの雰囲気にもよく馴染んでいて、ちょうどいいバランス感があります。
Ehlineは、転がりの軽さ・耐久性・軽量さという三拍子を兼ね備えた、なかなか優秀なタイヤ。
軽快さがありながらも、荒れた路面でも安心して走れるので、グラベルレースから林道ツーリングまで幅広く対応できるのが魅力です。
駆動周りは、「SRAM × microSHIFT」


駆動まわりは、SRAM GX Eagle Crank Set (170mm / DUB Boost)を。チェーンリングは32Tをセットしています。
SRAM Eagleシリーズの中でも、GXは価格と性能のバランスに優れたミドルグレード。アルミ製のクランクは高い剛性があり、ハードな使い方にも安心です。トレイル、バイクパッキングまで幅広く使える、ちょうどいい一本です。

それに対するリアディレイラーは、MICRO SHIFT Advent X(10s)を採用。
フロントシングルでメンテしやすく、11-48Tのギア構成は街中の平坦でスピードを出したい時も、グラベルの登りで軽いギアが欲しい時も、どちらにも対応できるちょうどいいバランス。
10速ながら実用的なギア幅をしっかり確保しているのがポイントです。
ツーリングやアドベンチャーライドのように「壊れにくさ」「修理のしやすさ」が重視されるシーンでは、むしろ11速や12速よりも扱いやすくて頼れる選択肢かもしれません。

今回ご紹介したバイクは、じっくり育てていきたいという気持ちに寄り添い、あなたの新しい遊びや発見をきっと支えてくれるはず。
まだ自分の可能性が見えきれていない人にこそ、Supertrampはしっかり寄り添い、幅広い遊び方や道を共に探っていける一台です。
このバイクを通じて、あなた自身の「得意」や新しい楽しみを見つけていただけたら嬉しいです。

もちろん、今回ご紹介したSupertrampは店頭で実際にご覧いただけます。
また、「もう少し日常に馴染む仕様にしたい」「前のSparkly Green Greyがいいな〜」という方も、フレームからの組み付けももちろん承っておりますので、お気軽にスタッフまでご相談ください!