Circles Tailoredがかたちとなり、あっという間に新年を迎えてしまいました。あらためてといはなりますが、皆様、本年もよろしくお願いします。
さて、バタバタとした年末ではありましたが、何台かの納車もさせて頂き、中には定休日を利用してそのままシェイクダウンライドへといつもの山へと向かい、新車を堪能してもらったりもしました。

そんなシェイクダウンライドにお誘いしたのは、UNJOE GEARというアウトドアガレージブランドを主宰しているジョー君。 昨年はBEDROCK SANDALSでの出店でいろいろなイベントに参加したこともあり、そのご縁もあって新車のご依頼を頂くことになりました。
CANYONのグラベルバイクを所持している彼からのリクエストは、それよりも優しい乗り味で、耐久性もあって気兼ねなく乗ることができ、グラベルライドからバイクパッキングを楽しめる一台を、という内容でした。
選んで頂いたのは、SKLAR BIKES Super Somethig。

アメリカはモンタナ州、ボーズマンを拠点にハンドメイドバイクビルダーとして活躍しているアダム・スカラーが、幼少の頃から自転車に跨り、野山を走り回って来た経験を元に、台湾製のプロダクションモデルです。
縦方向にプレスされたパイプでラウンド加工を施したトップチューブが特徴で、一眼でSKLAR BIKESのものだとわかるグッドルッキングな形状は、見た目だけでなく、アダムが考える捻れに対する剛性と快適な乗り味を実現するしなやかさを配慮してのものとなっています。


身長が183cmの彼が選んだのはAtmospheric River BlueのLサイズ。もともと乗っていたCANYONのジオメトリーと比較しながらパーツをアッセンブル、グラベルの下りも安心でき、移り行く景色を堪能できるよう少しだけリラックスして乗れるポジションにセッティングしました。



登って下って、登って下っての繰り返しとなる私たちにとっての定番ルートにも満足してもらいましたが、それ以上にSKLAR BIKES Super Somethigの快適でスムースな乗り味にご満悦でした。

この日はとても寒い日ではありましたが、そのおかげで空気は澄み渡っており、山頂にある展望台からの眺望も最高のものでした。御嶽山に恵那山、名古屋駅周辺はもちろん三河湾まで望むことができました。冬の景色はその他の季節に比べると目に映る色数は少ないですが、一つ一つの色はとても鮮やか美しいです。寒さが身に染みますが、そんな景色が見れるので冬のライドは辞められないのです。


では、今回納車させて頂いたバイクチェックを。
SKLAR BIKES Super Something

| Frame | SKLAR BIKES Super Something Frame Set |
| Headset | CHRIS KING NoThreadSet Tapered / Midnight |
| Handle Bar | RITCHEY Classic Bar Butano / 440mm |
| Stem | PAUL COMPONENT Boxcar Stem / Silver / 70mm / 0° |
| Saddle | WTB Volt Cromoly / M |
| Seat Post | THOMSON Elite Seatpost / Silver |
| Rim | SIMWORKS Standalone 001 / 700c(622)32H / Grey NONmsw |
| Hub | SHIMANO R7070 |
| Spoke | SIMWORKS Condor Spokes – 14 Straight Gauge / Silver |
| Tire | TERAVAIL Updraft Light & Supple / 700 x 50 |
| Main Group | MICRO SHIFT Sword / Front Single |
| Shift Outer Cable | SIMWORKS Stainless Outer Cable for Shift / Blue Steel |
| Brake Outer Cable | SIMWORKS Stainless Outer Cable for Brake / Clear |

SKALR Super Somethingは何台か納車させて頂いていますが、その多くはブラックパーツをアッセンブルしたものが多いです。やはり初めに店頭用に組んだ車体の完成度が高かった事もあり、その印象が強いからという事もあるのでしょう。また、Atmospheric River Blueが淡いカラーなのでブラックの方がバランスが取りやすくもあるのかなとも思います。

ただ、CANYONがブラックパーツでアッセンブルされているので今回はシルバーパーツをチョイスすることになりました。また、シルバーパーツのみだと落ち着き過ぎてしますのでそこにはちょっとしあアクセントを。ブレーキのアウターケーブルはクリアですが、シフターはブルースチールに、そしてCHRIS KINGのヘッドセットにはミッドナイトをチョイスしました。決して派手さはありませんが、とてもバランスの良いカラーアッセンブルとなりました。ちょっとした色の組み合わせで雰囲気はガラリと変わるのです。

ステムはPAUL COMPONENT Boxcar Stemを。偶然持っていらっしゃったとは言え、ポジションにピッタリはまる70mm / 0°を装着。シートポストもお持ちのTHOMSON Elite Seatpostのオフセット0mmでこちらもシンデレラフィットでした。


軽快さよりも快適性と耐久性を求めたため、リムには質実剛健、SIMWORKSがVELOCITYに別注したStandalone 001を。カラーバリエーションにグレーがあったのもポイントです。スポーク・ニップルにはSIMWORKS Condor Spokes 14 Straight Gaugeを素直にシルバーカラーで。

そしてタイヤにはTERAVAIL Updraft Light & Suppleの700 x 50を。ボリューム満点なサイズでどんな路面だろうと快適に。 また細かて低い中央のノブと若干高さのあるサイド面のノブはオンロードでもオフロードでも軽やかに走破でうることができます。




そして、コンポーネントにはMICRO SHIFTのSword 1 x 10を。CANYONのコンポーネントは2 x 11。それ以上でなくても十分だという結論と、レバーのカラー、そしてこちらもまた耐久性を踏まえた選択です。シフターの構造が違うこともあり戸惑いもあったようですが、変速性能、ギア比には満足してもらっていました。

この日、ジョー君は奈良から足を運んでくれたのですが、今度は私が奈良へと足を運び、ライドをアテンドしてもらいたいと思っています。
