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【Circles Tokyo】私がハンドメイドバイク、BREADWINNER A-Roadをオーダーした理由

走行距離100km。オンロード8割、オフロード2割。
アップダウンあり。

私の好きなライドスタイルです。

そのライドの相棒として、これまでほとんどの時間を共にしてきたのが RITCHEY / Swiss Cross

名古屋出向時、Circlesスタッフのみんなと走る峠やダートを存分に楽しめるバイクとして最適だと判断し、このRITCHEYを組みました。

とはいえ、組んだ当時は自分の体型、ライドスタイルに合ったフレームジオメトリーなどわからず、たくさん情報収集し、先輩から話を聞いたり、この自転車をどう乗るかというテーマに常に立ち返りながらフレーム、パーツを選択し、組付けました。

ライドに行ってはフィッティングを確認し、その都度ステムの長さを変え、コラムスペーサーを調整し、ハンドルバーを変え、、、。
たくさん失敗を続けながら自分のモノにしていきました。

試行錯誤しながら自分の最適解を見つける楽しさもあるし、その都度走る目的に答えてくれるフレームに愛着も湧きました。

ただ、長く走っていると少しずつ求めるものも変わっていきます。もう少し遠くの景色を見たい。
もう少し速く走りたい。
もう少しクイックな反応が欲しい。
チェーンステイがもう少し詰まれば、トップチューブ長が、、、
もう少し、、、。

そんなことを考えるようになりました。
「これがいい」と思っていても、どこかに“少し足りない感覚”が残る。

性能もデザインも申し分ない。
でも、どこか「誰かが決めた正解」に合わせているような感覚がありました。(※自分の最適解を見つけるためにこのプロセスが必要不可欠だったことも事実です。)

先日、BIKE FRIDAY旅ブログでもハンドメイドカスタムバイクの魅力を少しだけ書かせていただきましたが、サイズがドンピシャ、フレームジオメトリーもそのライドスタイルを想定して設定したバイクに乗るという快感を覚えてしまった私は「次もハンドメイドでオーダーする」というのは自然な流れでした。

マスプロダクションのフレームが悪いというわけでは全くないです。むしろ、ファンライドがメインの私にはハンドメイドバイクはオーバースペックなのは理解しています。

そんな私がなぜハイスペックのバイクを求めるのか。
理由はシンプルです。

自転車が好きで、乗るのが好きで、
自転車に乗るという限られた時間を最高の瞬間にしたい。


そのためにハンドメイドをオーダーするという事に迷いはありませんでした。

腕の長さ、脚の長さ、身体の柔軟性、過去の怪我経歴、そのバイクになにを求めるのか。

私の好きなライドスタイルに、フレームが合わせてくれる。

もちろん価格は安くありません。ただ、どうせなら、妥協はしたくない。生活の中で自転車に乗る時間が最高の瞬間になるようなバイクを組みたいと考えました。

そして、数あるハンドメイドバイクがある中でオーダーしたのは、BREADWINNER CYCLES です。

BREADWINNER CYCLES

BREADWINNER CYCLESは、アメリカ・オレゴン州ポートランド発の 小さな自転車工房ブランド。

カスタムフレームの設計と製造を20年以上にわたる経験を持つ、数多くの受賞歴のあるフレームビルダーのTony Pereira(トニー・ペレイラ)が制作するすべてのカスタムハンドメイドフレームには、クラフトマンシップ、品質、美しさ、そして乗るときに感じる喜びと自由を正しく融合させています。

初めてバイクを見た時に感じた量産では出せない温度感や味わい、どこか昔ながらのクラシックな要素もある誠実さ。シンプルで無骨、でも細部にはこだわりがある。

深く調べていく中で絶対このBIKEに乗りたいというシンプルな欲が沸々と湧き上がってきました。

BREADWINNERにはさまざまなモデルが用意されており、オーナーのライフスタイルに合わせたオーダーが可能です。

私が選んだモデルはA-Road
私の好きなライドスタイル、要望に最大限応えてくれるコンセプトで、最高な瞬間を作るにはこのモデルが最適と考えたからです。

舗装路を気持ちよく走れて、気が向けばそのまま砂利道にも入っていける。どちらかを選ぶ必要がない。

「どこを走るか」より、「どう走りたいか」で選べる自由さ。
その懐の深さに心を掴まれました。

オーダーするという体験

BREADWINNERをオーダーする時間は、
単なる買い物ではなく、自分を見つめ直す時間でした。

どんな道を走りたいか。
どんな時間を過ごしたいか。
どんな体験をどんな人と共感したいか。

それを少しずつ形にしていく過程が、自分はどんな自転車が好きかを改めて思い出させてくれます。

そして、今回ハンドメイドバイクをオーダーをして感じた魅力のひとつ、手持ちの愛着あるパーツをインストールできるという事。

最新規格に縛られる必要はありません。
規格さえ自分で決めれるのです。

実際、私はほとんど手持ちパーツを載せ替えました。

自転車には様々な規格があり、そのアップデートスピードは凄まじいのはみなさんご存知の通り。
あなたと一緒に様々な体験をしてきた愛着あるパーツが使えなくなるのではなく、フレームを合わせる事でインストールができます。

新品パーツでバチバチに組むのとはまた違った安心感を得ることができ、自転車自体の愛が深くなります。
フレーム、パーツともに一つのモノを長く使い続ける。とても素晴らしく、美しいと思います。

Bike Check

FrameBREADWINNER CYCLES / A-Road
HeadsetCHRISKING InSet8 40th Limited Olive Color
Bottom BracketCHRIS KING ThreadFit 24 BB
Handle BarSIMWORKS Wonderer Bar
StemRITCHEY Classic C220
Seat PostRITCHEY Classic 2-Bolt Seatpost
HubCHRIS KING R45D
Bar TapeBROOKS Leather Bar Tape
TireCONTINENTAL Grandprix 5000
Main GroupSHIMANO ULTEGRA R8100 
SaddleSELLE ITALIA Flite 1990


早速年末年始の休みを利用して走ってきましたが、笑ってしまうほど気持ちいい走りでした。

距離を走っても身体へのストレスは少なく、もっと遠くへ走りたくなる軽い走り心地。普段は70km過ぎたあたりから身体のどこが痛くなったり、疲れが出てくるのですが、その心配もなし。

特に違いを感じたのは登りです。
大袈裟かと思うかもしれませんが、ダンシングした時に推進力は電動!?と思う程。正直ここまで違うか…。と感動しました。

そして、愛着あるパーツに新たにアッセンブルしたCHRIS KING / 40th Limited ColorのHead Set。フレームセットと一緒にマッチペイントオーダーしたポンプ。(ポンプのマッチペイントオーダーも可能です。)

自分のライドスタイルに合うジオメトリー、ジャストなサイズ感、ポジション、クラシックなデザイン、好きなカラーリング、愛着あるパーツ…。

なんといっても、かっこいい…。

まさに私はこんな自転車を求めていたんです。
この自転車に乗る時間は日頃の嫌なことも全て忘れられる、最高の瞬間を作ることができます。

BREADWINNERのオーダーの流れ

最後にオーダーの流れを簡潔にご紹介します。

ハンドメイドバイクのオーダーって難易度高いと思われがちですが、
”あなたが今まで自転車を通じて体験してきたこと”、”そのバイクでこれからどんな事をしたいか”
この部分が明確になればそう難しい事ではありません。

①モデル選定

BREADWINNERは数種類あるモデルから選ぶ、セミオーダーという形でオーダーができます。

Circlesでもオーダーの多い、
G-RoadContinentalLoloB-RoadA-Roadを始め、
Holeshot、Vera、Arbor Lodge、Komorebi、JB Racer、Bad Otis / Goodwater など車種のラインナップも豊富。

上記モデルから、ご自身のライドスタイルに合うモデルを選定いただきます。

②カラー選定

標準カラースキーム9色の中からお好みのカラーをお選びください。ご希望によりアメリカでのスペシャルペイントでの各種塗装仕上げがアップチャージにてお受けできます。

③身体計測

オーナーの求める最も理想に近いバイクを作るためには、まずはオーナーの身体のサイズを念頭にフレーム設計します。

Circles Tokyoにて計測可能です。

現在お乗りのバイク情報

今現在お乗りの愛車情報の入力。
新しいバイクへのとても大切な情報になります。

自転車を持ち込みいただけましたら、Circles Tokyoにて正確に計測いたします。

⑤あなたと現在のバイク、ライドスタイルのヒアリング

職業や普段のライドスタイル、身体の柔軟性、過去の怪我歴、新しいバイクにどんな事を求めるか、使おうと思っているコンポーネントやパーツはなにか。

細かく質問項目があるので、お答えいただきます。

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上記5項目をオーダーシートに記載し、Tonyに送ります。
その後、図面が上がってきますので、フレームジオメトリーを見ながら質問や要望を繰り返し、フレーム製作へと移ります。

なんと言ってもここがハンドメイドオーダーの魅力。ビルダーと直接やりとりができ、相談ができる。
あなたに寄り添い、時にはTonyから提案を受け、世界に一台しかないフレームが出来上がっていくのです。

フレームが上がってくる納期はオーダーするタイミングにもよりますが、私は約3か月程で東京に納品されました。

ハンドメイドバイクに少しでもビビっときた方、是非一度お店に来てご相談ください。

私たちは、その魅力を存分に体感しています。
準備は、できています。

あと、いつも一緒にRIDEに行ってくださる皆様、ようやく組みあがりましたので、RIDEのお誘いお待ちしています。

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ishikawa
石川 大稀

学生時代は野球に没頭。球際の強さに定評あり。 アパレル企業に就職後、販売員、本社人事を経て現在Circles Tokyoへ。 自転車は勿論、服、音楽、家具、植物、ローカル飯、好きです。 その土地の面白いことや店、美味しい食、そこでしか見れない景色、空気を感じるライドが好きです。
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