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Stay Dusty – BEDROCK in Missoula, Montana –

8月末に出展した、MADE Bike Showの足でアメリカのモンタナ州ミズーラに行ってきた。

そこにはCirclesが日本の代理店を務めている、BEDROCKというサンダルメーカーがあって、彼らに会いに行くためだ。

このブログでは彼らの住んでいる場所、フィールド、どんなところでBEDROCKというプロダクトが生まれているのか?を書いていこうと思います。

A River Runs Through It

アメリカのモンタナ州、ミズーラといえば “A River Runs Thorgh It” これが訪問前にあった、唯一のミズーラに対する知識だった。

ロバート・レッドフォード監督作品、若き日のブラッドピット主演。

ダイナミックな自然。美しい川、土埃の大地とフライフィッシング。

ミズーラには、本当にあの映画で観たような景色が広がっていた。

Leica M6, Summicron 50mm, Portra400

その体験は、この旅行記の後半で話をしよう。

Missoula / ミズーラ

「こっちへ来て、ビジネスの話をしながら、ハイキングやフィッシングでもして過ごさないかい?」というセールスマネージャーのMattからの提案が今年の春頃からあった。

セールスマネージャー兼アーティストのMatt。彼らの製品パッケージのアートワークは彼の作品。

彼は3年前に来日して多くの時間を日本で一緒に過ごしたし、今年のOFF THE GRIDのタイミングで来日して、イベントをヘルプしてくれたこともあって、断る理由はどこにもなかった。今度は僕らのターンだ。

空港の景色から、この土地の自然の広大さが伺える。

再会を喜びながら、本社のある場所に向かう。

この日はもう午後も遅い時間に到着したのもあって、簡単にミーティングをしてから、彼らが用意してくれた自転車を借りて、ダウンタウンの外れまでディナーに。

クラシックな街並みが本当に美しかった。

夕食を取った後でもまだまだ明るいのでMattが「CEOのDanと一緒にハイキングにでもいこう」なんてお誘いから、Danの家の裏山を散歩した。

CEOのDanは明るくてお茶目なエンターテイナー。

もちろん足元はBEDROCK。

「この辺にもクマも出るから気をつけろよ」なんて言いながら、鹿に遭遇したりして、こんなにも近くにフィールドがある環境が羨ましくもあった。

この裏山から見える景色もよい。

その帰りに「街で人気のアイスクリーム屋があるから、最後はそこにいこう」ってことで、向かったアイスクリームショップもグッドヴァイブス。

ミズーラはモンタナ大学があるので、田舎町ではあるが若者が多い。

広大な自然、クラシックな街並み、リベラルな大学。めちゃくちゃいい街。

映画館も雰囲気◎ そういえば、David Lynchの生まれ故郷もミズーラだったなんて、映画館見て思い出した。

かなりこの街が気に入った。

「そう言ってくれて嬉しいけど、実際この地域は1年の半分くらいが冬なんだよ。まあ、冬は冬で楽しいことがあるけどね」

朝食をとったClyde Coffeeも良い店だった。アメリカはやはり朝食がいい。

Analog Culture in Missoula

Mattが「君はアナログカルチャーが好きだろ?連れていきたいところがあるんだ」なんていうから、ミーティングの合間に行ってきた場所がある。

Mattもかなりフィルムカメラ・ラヴァーなんだけど、この街の現像所に連れて行ってくれた。

その名も「The Dark Room」。直訳すると「ザ・暗室」。貸し暗室があって、ネガから手焼きのプリントが自分でできるラボがあるなんて最高じゃないか。

大学があって、ユースカルチャーのある場所には、こういうスモールビジネスが絶対にある。ミズーラは人口7.3万人ちょっとの街なんだけど、この場所にアナログカルチャーを守る場所があるなんて感動してしまった。

Stay Dusty

そして、ミーティングや撮影を済ませてから、彼らとのHike and Fish の時間。

このパートには、この土地のレジェンドフライフィッシャーである、ジョンおじさんも参加

Danのお気に入りのフィールドに連れて行ってもらうことに。

雑でこなれたパッキングがいい感じのDan

しげちゃんは自前の釣具持ち込みをしていてた。

一人一本ベアスプレーを持って。

少し歩いて森を抜けると、抜けた景色が。

目指す場所を目視で確認する。

冗談言いながら、おしゃべりしながら歩を進める。

この辺りでも、最近は山火事が多いらしい。

気候がドライなので、砂煙がすごい。目的のフィールドに到着する頃には足元は砂だらけ。

川で洗えはきれいになるけど、どうせ帰りにまた砂埃だらけになるんだから、フィールドにいるうちは汚れなんて気にしない。

砂だらけでいるほうが、うちららしいよね。なんて言って。

川面はとても綺麗で、景色はウィルダネス。電波も通じないから最高のデジタルデトックスである。

そして、水中の石がきれいだった。

赤、青、緑。様々な色の様々な表情の石。何千年もかけてこの形になったものたち。

各々が好きなことを好きなようにする時間。

釣りに飽きたら、飛び込んだり。

BEDROCK Cairn Evoは水中でも脱げる心配がないし、濡れた路面でもグリップするし、川でも安心な一足。

もちろん彼らはライドの時もサンダルだし、こういう遊びの中でBEDROCKの製品が日々開発されているということがめちゃくちゃわかった。

日本では、よく「このサンダルは何用ですか?」とか「ランニングできますか?」と聞かれる。

でも彼らは用途を限定してないし、何かの用途に特化したものではない。でも「靴」としてしっかりした機能を持っているので、自分のライフスタイルで自分の使い方を見つけて欲しいと思っている(それって、彼らのInstagramのポストを見てもらえればわかると思うから!)。

このブランドが面白いのは、アスリートではない人たちが、ただただFun!な感覚でアウトドアフィールドで遊び倒した末に生まれる製品であること。

遊びに貪欲だから、いい製品が生まれる。アメリカでいい製品作る人って、みんな超遊び上手な人たちだ。

もちろんHQにも行ってきたので、その話はまた後ほど。

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木村 まさし

Circles /SimWorks /CWD /文化中毒者 イカれちまった人生をやり直しに名古屋へきました。Circlesを他の誰にも似ていないものにするのがお仕事です。自転車はもちろん、服や写真、読書や映画、音楽など、歴史や文化と知性があるものが好きです。
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