昨日のBLACKCAT BICYCLES Swamiのブログはご覧頂けたでしょうか?
ビルダーであるトッドの溢れんばかりの拘りが凝縮されたその製品には、とてつもない熱量が宿っているということを感じ取ってもら得たのなら嬉しいです。
きっとその熱はいろいろな人に伝染していくかと思いますが、もう何年も前にその熱に当てられた人がとても身近なところにいます。

EARLYBIRDS BREAKFASTのシェフ、恵太がその人です。Circlesにストックとしてあったロードバイクを組み、その後グラベルライドからバイクパッキングまでを想定した1台をフルカスタムオーダーし、BLACKCATを2台を所有しています。

そのフルカスタオーダーした1台には、合わせてオーダーした専用のフロントキャリアも装着されています。 当時はドロップハンドル仕様のアッセンブルだったのですが、今はフラットハンドル仕様のアッセンブルとなっています。

何故か?彼は特にドロップハンドルに不満を抱いていたわけではありません。休日のグラベルライドもツーリングもそのスタイルで楽しんでいました。しかし、このステムと出会ってしまったがため、このステムを装着したいという思いが抑えきれなくなってフラットハンドル仕様のアッセンブルに変更してしまったのです。


そう、このステムにも人を魅了してしまう熱を帯びていたのです。




それがこのBLACKCAT BICYCLES Mini Moose Stemです。

BLACKCAT BICYCLES Mini Moose Stem
素材:スチール
ハンドルクランプ径:31.8mm
コラムクランプ径:28.6mm(1-1/8″)
スタックハイト:43mm
重量:243g(50mm) / 259g(70mm)
価格:99,880円(税込)

17年前、BLACK CATのビルダー・トッドが自身のバイクパッキングバイクのために作ったブルムースステム。




その当時のマーケットにある硬いステムとハンドルを組み合わせても、フルパッキングのバイクパッキングバイクを操る際にどうしてもふらつく感覚があり、それを改善するために作ったのが全てのきっかけ。その美しいスタイルのステムはコアなファンの間で注目され、グラベル・バイクパッキングのカテゴリーが洗練された現代に向けてアップデートして帰ってきました。


二股形状によりハンドル周りの剛性がアップするので、特にフルパッキングのバイクパッキングバイクや、荷物を積載した状態でのグラベルライドにおいてハンドリングの安定感が増します。

その美しい仕上げと、クローズドクランプによりフロントコクピットがクリーンにまとまるというのも魅力的なステム。50mmと70mmの展開で、それぞれトッド自身によるパウダー塗装が施されています。
※その構造上、クランプエリアが86mm以上の幅を有し、15mmライズ・15度スィープ以内に収まっているフラットハンドルバーでないと取り付けができません。
シゲがトッドに会った時、このステムを作った経緯について質問した時の返答を記載しておきますね。
「バイクインダストリーには、答えのない『なぜ?』がたくさんあると思うんだけど、おそらくさらに多くの場合、その『なぜ?』という問いに対して、怪しげで曖昧な性能指標で答えられていると思うんだよね。 このステムの場合、剛性は上がるけど、パッキングなどの積載がない状態のリジッドバイクに取り付けると不快な剛性アップになりかねない。でも、なぜ作ったのかという質問に対するほとんどの答えは『クールだと思うから』っていうことに尽きると思う。」
こういう言葉にもグッときてしまいますよね!
私もめちゃくちゃクールだと思います!
フレームはBLACKCATではないけど、なんて悩みは野暮ってもんです。
「めちゃくちゃクールじゃん!」それがこのステムを装着する理由です。
