「オフロードのタイヤでおすすめってありますか?」
Circles Tokyoのじょんです。
最近は自転車に乗りやすい季節になってきたこともあり、そんなお問い合わせをいただく機会が増えてきました。
また、Circles Tokyoでご納車いただいた方、沢山のライドイベントにも参加していただいている方も休日にはグラベルライドを存分に楽しんでいただけている事を大変うれしく思います。
人それぞれ好みのタイヤやお気に入りのモデルがあり、確実に言えるのは、スタッフによって“おすすめ”が違うということ(笑)。
そんな中で、僕が個人的に「これだけは譲れない」と思っているブランドがあります。
それが WTB(Wilderness Trail Bikes)です。

1982年にカリフォルニアで創業したWTBは、現在では10シリーズにもおよぶグラベルバイク向けタイヤを展開しています。
そして、650bホイールに47mmのタイヤを履かせることで、既存の700cホイールに28mmのタイヤの組み合わせと同じ直径を持ちながらも、そのタイヤボリュームを活かし、単純なスピードや軽さだけにとらわれず、道の状態を問わずにオンロードとオフロードを楽しむことができるという ROAD PLUS というコンセプトを最初に提唱したブランドでもあります。
WTBタイヤの魅力は、幅やトレッドパターンのバリエーションが非常に豊富で、さまざまな地形や用途に対応できる点。また、ほとんどのモデルがチューブレス・コンパーチブル・システム(TCS)対応です。
TCSは、パンク時の着脱がやや大変な面もありますが、WTBのタイヤは全体的に軽量で、走りの軽さも大きな魅力のひとつです。
そんな僕が個人的におすすめするWTBタイヤを、今回ピックアップして入荷しましたので、ご紹介いたします!
Horizon / 650Bx47mm

最もシンプルなスリックパターンのHorizon / ホライゾン。
Circlesでも人気な車体「KONA」。Dewなどの完成車にも装着されているタイヤでもあります。
街中‐ロングライド・グラベルまで幅広く活躍するタイヤです。

センタースリックとヘリンボーンパターンを組み合わせたホライゾンは、舗装路での転がり抵抗を最小限に抑えつつ、雨天や未舗装路でも確かなグリップを確保します。
ワイドタイヤながらも、オンロードでの走りは驚くほどスムーズです。
チューブレスも対応な事から、低圧で使用すればグラベルや林道も快適に走ることができ、700cとは異なる大容量エアボリュームは路面の衝撃を吸収し、長距離ライドでも疲れにくい乗り心地を持っています。
快適性と安心感を重視するライダーにぴったりの一本です。
Venture / 650Bx47mm & 700Cx40mm


Venture / ベンチャー は、一般的なブロックタイヤとは少し違った独特なルックスが特徴です。

センター部分はスリックに近い形状で、そこからサイドにかけては細かいエッジがぎっしり。
この柔らかいエッジものすごい柔らかいんです。
この柔らかさからルーズな路面で高いグリップ力を発揮し、豊富なエアボリュームとあわせて衝撃吸収性にも優れています。

実際、僕自身も長くこのタイヤを使っていますが、
その独特なトレッドパターンが生む軽快な走り心地、しなやかなグリップ感、そして快適な乗り味は本当に別格です。
舗装路では多少重さを感じることもありますが、そこまで気にならない印象。むしろ、グラベルをメインに走るならガンガン突っ込んでいける安心感があります。
Ventureは、舗装路と未舗装路が混在する日本の地形にぴったりマッチするタイヤだと感じます。
Sendero / 650Bx47mm

今回ご紹介する中で最もブロックパターン色の強いのがこのSendero / センデロ。
低めでわずかに傾斜したセンターノブは、オンロードでは他のモデルほどの転がりの軽さはないものの、十分快適に走れるレベルです。

MTBタイヤを思わせる力強いサイドノブが、ダートや荒れた路面でも確実にトラクションを発揮。グラベル用途としても非常に優れた性能を持っています。

センターノブは転がり抵抗を最小限に抑え、外側にある大きめのエッジがオフロード特有の地形を確実にとらえてくれます。
グラベルの経験があり、よりグリップを求め、よりアグレッシブに豪快に走り抜けたいと思っている方には是非装着して良さを体験していただきたいタイヤです。
この三種類以外にも、Trail Boss / Tan Wall Color、WTB Byway、WTB Thick Slickなど他にも紹介しきれなかったタイヤもございます。是非、一度店舗でご覧くださいませ。
タイヤが太くなるにつれ、「どこまで行けるだろう」と思う気持ちがどんどん膨らんでいきます。
そんな探求心に導かれて、気づけば新しい道を求めて走り出してほしいです。冬が深まるこれからの季節、紅葉を楽しみながら、静かな山道をゆっくりと楽しんでみてはいかがでしょうか。