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一生モノの「工芸品」と出会う。-Circles Tokyo Handmade More Variation

Circles Tokyoの吉本です。
春の気配が濃くなり、自転車に乗るのが一年で最も心地よい季節がやってきました。

早速ですが、明日からCircles Tokyoでは特別なイベントを開催します。

普段は名古屋の店頭でしか見ることのできない、ハンドメイドフレームと希少なパーツたちをCircles Tokyoで展開いたします。

Circles Tokyo Handmade More Variation

開催期間:3/20(金)~3/31(火)


僕たちが扱うハンドメイドバイクは、単なる移動のための道具ではありません。それは、ビルダーが一本のトーチに込めた情熱や、長年培ってきた哲学が結晶化した工芸品です。

ビルダーの人生そのものが投影された走るアートとも言えるフレームたちの魅力を、是非この機会にご覧いただければと思います。

気になる今回のラインアップをご紹介していきます。

BLACKCAT BICYCLES / Swami (M size / Terra Cotta)

BLACKCAT BICYCLES / Swami Frame Set

Size:M
Price:¥924,000-


カリフォルニアのBLACKCAT BICYCLESが手掛ける「Swami」は、まさに機能美の極致です。

特筆すべきは、繊細なフィレット加工によって、スチールパイプ同士がまるで有機的に繋がっているかのように見える滑らかな仕上げ。

カラーは異なりますが、同モデル組み立てイメージ

オリジナルのラグ+フィレット仕上げのヘッドチューブは、美しいだけでなく、ステアリングの精度を保ちつつ、フレーム全体の柔軟性と強度的を確保し、他にはない乗り心地をもたらします。

また独自のスイングドロップアウト構造を持ち、シングルスピードとギア付きの双方に対応しつつ、完璧なチェーンテンションとディスクブレーキの位置関係を維持するこの機構は、のちに多くのマスプロブランドが模倣するほど完成度の高い作りで、彼のドロップアウトはそのオリジナルと言えます。

RETROTEC / 26″ Single Speed MTB


RETROTEC / 26″ Single Speed MTB

Size:410
Price:¥638,000-

カーティス・イングリスの代名詞である、美しく弧を描くトップチューブ。この「レトロテック」スタイルは、単なる装飾ではなく、スチールフレームに柔らかな乗り心地と独自のしなやかさを与えるための必然的な設計です。


かつてのSURLY 1×1が持っていた「直感的な楽しさ」を正統に継承しつつ、現代のトップビルダーが「究極のシンプルさ」を再定義したのがこの26インチ・シングルスピードMTBです。

カラーは異なりますが、同モデル組み立てイメージ

サスペンションも変速機もない、ある種「不便」な構成だからこそ、ライダーの意志がダイレクトに路面へと伝わり、自らの身体感覚を研ぎ澄ませてくれます。工芸品としての圧倒的な佇まいと、子供のように山を駆け巡りたくなる遊び心が、最高レベルのクラフトマンシップによって同居しています。

流行に左右されず、20年後も「クール」だと言い切れる、普遍的な価値を持つ一台です。

ROCK LOBSTER CYCLES / 7005 Aluminum Road Racer

ROCK LOBSTER CYCLES / 7005 Aluminum Road Racer

Size:52
Price:¥440,000-

「アルミの魔術師」ポール・サドフが鳴らす、乾いたロックンロールのような一台。

最新のカーボンフレームが数値を競う中、あえて7005アルミとリムブレーキに拘る。そこには「顧客が機材のせいにできないバイクを作る」というポールの不屈の精神が宿っています。

一般的に硬いとされるアルミを魔法のように扱い、驚くほどしなやかで、かつ恐ろしく加速するフレームへと昇華させる技術は、数十年にわたりレース現場で培われたものです。

Sea Form Greenを纏ったその姿は、トレンドに左右されないビルダーのアイデンティティそのもの。

アルミという素材の特性をロジックで支配し、乗り手の情熱を加速に変える。これはスペック表には載らない、走るための「熱量」が詰まった、実戦主義の工芸品です。

SYCIP BIKES / Urban Track Bike Frameset


SYCIP BIKES / Urban Track Bike Frameset

Size:50(Candy Brown),56 (Porche Grey)
Price:¥660,000

ジェレミー・シシップが、都会を駆け抜けるために制作したトラックバイク。

シートステーエンドにあしらわれたコインなど、細部に宿るウィットに富んだディテールは、彼の人柄と遊び心を象徴しています。ストリートの文脈を理解しながら、最高級のクラフトマンシップで仕上げられたこのフレームは、まさに「走るグラフィックアート」です。

Circles Tokyo Staff ZAB Sycip

固定ギアで街を縫うように走る楽しさを、これほどエレガントに肯定してくれるフレームは他にありません。

35cまでのタイヤを包み込むクリアランスと、フェンダー装着も可能な設計は、都市での“日常使いの理想形”として提案しています。

CIELO by CHRIS KING
Sportif&Sportif Classic & Cross Classic

CIELO by CHRIS KING

Sportif / Orange

Size:49
Price:294,800-


Sportif Classic / Orange

Size:49
Price:294,800-


Cross Classic / Green

Size:49
Price:294,800-


個人的には今回のイベントの目玉です。

クリス・キングの完璧主義が細部にまで浸透した、伝説の工房「CIELO by CHRIS KING」。

2017年に生産を惜しまれつつ終了したこの絶盤品を、Chris King社の公認のもと復刻プロジェクトとして立ち上げました。


当時の技術と思想を尊重し、Chris King 社が製造していたステンレス製のオリジナルエンドパーツや、コロンバス社製のブレードチューブを使用し、国内の提携工房で忠実に欠品していたフォークの再現を試みリリースすることができました。

「Sportif」「Sportif Classic」そして「Cross Classic」の3つのフレームをご用意。

いずれのモデルも、自社製のステンレスエンドパーツや精密に設計されたフォーク冠など、ヘッドパーツと同じ精度で作られており、ハブやヘッドセットと同じく、数十年使い続けることを前提とした精度と耐久性。

これは時代が変わっても価値が揺るがない、歴史の一部となるべき一台です。

フレームだけではありませんよ!

個性的で芸術品のようなフレームたち。それと同じ熱量で磨き上げられた個性豊かなパーツ類も多数ご用意しました。

レジェンド、Steve Potts。
彼が手掛けるチタン製のステムやシートポストは、もはや工業製品の域を超えています。



チタンという難削材を、まるで粘土のように滑らかに、かつ強固に繋ぎ合わせる溶接痕。Blackcat Bicycles の Mini Moose Stem。


トッドの遊び心が炸裂したステムは、コラムからハンドルへと流れるようなラインを描き、バイクの表情を一変させます。

さらに、Hunter Cycles の Sprint Stem や、あの特徴的な Touring Bar Ends も。

リック・ハンターの作るパーツは、どれも「実際に使い倒すこと」を前提とした質実剛健さと、どこかチャーミングな造形が同居しています。

特にバーエンドは、長距離を走る中で手の位置を自由に変えられるという実用的なロジックに基づきながら、装着した時のシルエットが抜群に良い。

これらのパーツは、単なるスペックアップのための部品ではありません。フレームと同じく、ビルダーの人生とクラフトマンシップが詰まった「小さな工芸品」です。

今回のラインナップの多くは、Circlesがビルダーへ直接オーダーしたプロダクションモデルです。

通常、これらのビルダーにオーダーする場合、年単位のウェイティングリストに並ぶことも珍しくありません。

ハンドメイドバイクという、本来であれば手にするまでに長い時間を要する最高の道具を、待つことなく新生活の相棒として迎え入れられる。これは非常に稀な機会と言えます。

フレームから組み上げるも良し、今の愛車をハンドメイドパーツで彩るも良し。

ぜひCircles Tokyoの店頭で実物の熱量を感じてください。
皆さまのご来店を心よりお待ちしております。

Circles Tokyo Handmade More Variation

開催期間:3/20(金)~3/31(火)

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よっしー
吉本 直史

京都出身でセレクトショップに就職後気がつけば名古屋に。球体の重力には逆らえず気がつけばペダルを漕ぎ、気がつけばお気に入りの服が油にまみれる日々。服・音楽・家具etc色んなことにいっちょ噛みする性格は生まれ持った性分。日々日々散財の生活をしております。
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