
そして山にかえってきた。

あいかわらず居心地が良い。


新しいお手伝いさんがいた。

いぬはあいかわらずレイジーである。
誰に似たのだろうか。

いや、やる時はやる男だ。
誰かにも似ている。


そして昼から飲むビールほど上手いものは無いと思った。
夜も呑むのだが。 そしてそれも上手いと思うのだ。

たまには良いと思った。
自転車の事なんかこれぽっちも忘れて、気のおけない人達とのんびりと過ごす。
忘れていた物事が蘇る。
自分の駆け足が愚かに思える瞬間でもある。
でも前も見る必要がある。
その繰り返しである。

朝食も最高だ。
そして作戦を練る。
仕事ではない。
どう遊ぶかの。
そして街に出ることを決心する。



SantaCruzである。
海があり、山がある。
遊びの天才達が作った街の様な気がする。
こんな可能性を僕らも見つけていくのだろう。


趣味が大事と人はいうのだが、そんな堅苦しい言葉はどっかに飛んでいってしまえば良いと思う事もある。
たかだか遊びであり、言ってしまえばたかだかの人生だ。
たかだかの遊びに目くじらを立てる立派なおとな達がいる。
多分それらはもう遊びではなくなっているのだろう。
立派な趣味などと言う高貴なものに変化してしまったのだ。
立派にしなきゃ遊べないなんてそんなみっともない話は無いだろう。
自転車はそうなって欲しくはないのだが立派にそうなって来ている。
そして僕も少しその引力に引かれそうになる時もある。

もっともっと遊ぶのだ。
遊びの天才達よ。
Hunter Cycles – ハンターサイクル
( http://www.huntercycles.com/ )
Rick Hunterが作るHunter Cycleはカリフォルニアの大地を目一杯走り込んだ男が自身の経験に基づき設計し製造されています。ジャンル、車種、といったいわゆるカテゴリーの枠にとらわれる事無く、自らと乗り手の感覚を探求して最高のモノを作りあげる。もしあなたがHunterに跨がることになった瞬間から、あなたの自転車生活は確実に真実に変化していくことでしょう。
– プロダクトサンプル [ FlickrのHunterCyclesセットをご覧ください。]
シクロクロス特徴的なシートステー太めタイヤやフェンダーもOK