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Oregon, Portland vol.3 / Sugar Wheel Works

Text by Shinya Tanaka Photo by Rie Sawada

僕はもちろんゲイではない。

女の子がとても好きな方だ。

まちがいない。


あちらの海の向こうには様々な人種の様々な人々が、様々な方法で暮らしている。

個人事業主の割合が50%くらいであったり、週単位で給料の計算をして自分が来週どれくらい働くべきか自分で考えて計算して自分の時間を調整をしてみたり、もちろん我が国的な考えと同じくしてフルタイムワーカーに固執をする人も多くいるのであろう。

しかしながらそんなどうでも良い話は置いておいて、話を元に戻すと女の子が好きであると言う事実の問題である。

Sugar Wheel Works

ここに一枚の写真がある。

JudeというとてもかわいいWheel Builderにポートランドで出会った。
彼女はホイール組のみを専門とする、小さくてとてもかわいいお店の中にいた。

名前は “Sugar Wheel Works

とてもよい名前だ。

彼女はもともとはUBIのWheelBuildingClassの先生だった。

そんな彼女が “Sweetpea Bicycles” のNatalieとお店をシェアして始めたそうだ。
(1FがSugar、2FがSweetpeaのカスタムフィッティングエリア。)

そして凄く、強く感激した事が3つある。

1: Wheel組のみという、とても狭くて小さいポイントで人が生計を立てている事。
2: 女性のメカニックが先生もして、しかも誰にでも教えている事。
3: Judeがとてもかわいい事。
  (これは結構マジでポイントで多くのアメリカの女子メカニックは
  ゲイであったり、脳内マッチョに近いタイプだったりする。)


つまりは、誰でも何でも出来るし、やりたい事を実際に行動を起こしてやってみればいいって事である。

そして僕が最強にこのわが国に対して求めているのは、もっともっと多くの女性が自転車で手を汚したり、男のお客さんに対してキャバクラ的な接客ではなく、的確な物言いで、的確にモノを売ったり、ちょっと化粧の量を落としても、内側から出てくる、すばらしく素敵で奇麗なフェロモンを出しつつも、涎を垂らしてもっともっと走ってみたり。

そんなあちらでは結構普通の物事が、ぜんぜんこちらでは一般的になっていなかったりしている事実を知ってもらい、かつもう少し健全な社会が
(ここでは輪界と見なしても良いでしょうし、一般的社会でもいいのではないでしょうか? そして健全な社会とは、男も女もみな平等で社会参加がし易いと言う事ではないでしょうか?) 成り立ってくれる事こそが、今後の自転車界が、いやもっというとこの国の社会がより良くなっていく為の大事なポイントになるのではないでしょうか。

(男性的にも女性的にも少し全体的な考え方を変えなければいけませんが。)

僕はそんな社会に憧れるのです。

女の子も男の子も一生懸命に好きな事に寄り添って、時には涙や涎も垂れるでしょうが、それでも踏ん張ってやりたい事をする。

そんな仲間がこの国にももっともっと多くなっていって、ポール・バーホーベンの”スターシップトルーパー”の様な世界観になっても良いんじゃないかと本気で思うのです。
(ほとんどの人がイミフだと思いますが。。。ご興味があればぜひ。)

もっと簡単にいうと、

女の子が大好きだってことであったり、

もっと多くの女の子と知り合いたいってことだったり。

そしてみんなそうだとおもうってことだったり。。。

 
そして彼女達の様に本当のハートがある人々になってほしいということ
だったり。
 
 
もう。。。女の子に幸あれ。

Sugar Wheel Works

http://www.sugarwheelworks.com/)

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