
思えば、自転車選びと登山道具選びはよく似ているなと思うのです。
どちらもエンジンは自分で、道具は自分の遊び方に合わせて選んでいく。だから自転車を組み上げる感覚は、登山道具を選ぶ感覚にとても近いと私は思っています。

こうして自転車にどっぷりハマる前は、私にとって自転車は、「登山の延長線にある遊び」と考えていました。
もともと山に登ることが好きで、そのオフシーズンや違う外遊びもしてみたい…そんな気持ちで自転車に乗りはじめました。


登山と同じように、自転車選びも「自分の遊び方やスタイルに合う道具を選ぶ」ことが大事だと感じています。
(右の写真は登山始めたてのころ4年ぐらい前?のもの。懐かしすぎてなんとなく載せましたが、履いている山と道のショートパンツもサークルズで買って今でも履き続けています。)


ザックやシューズを吟味するのと同じように、フレームやパーツを選んでいく。そうやってできあがったバイクは、ただの移動手段ではなく、自分の遊びを広げてくれるギアになっています。
Supertrampを選んだ理由

“自転車に乗る”という楽しさを味わいたくて、ファーストバイクにSURLY Preambleを選びました。
ちょっと長距離を走ってみたり、普段の移動として使ったりと、その頃は、とにかく自転車に乗って走るという行為自体に楽しさがありました。
でも、乗れば乗るほど、次第に自転車でもう少しスリルがあるような未舗装で走る遊びがしたいという思いが強くなっていきました。

そうなると、Preambleじゃ少し頼りないかな…
そんな気持ちに応えてくれるバイクとして選んだのがWILDE Supertrampです。
世の中には他にも遊べそうなフレームはたくさんあると思いますが、身長が小柄な私(154cm)にとって選べる幅は実は限られています。
SURLYもサイズ展開が多いですが、WILDEも広く、小柄な女性でも乗れるフレームサイズがあるのは本当に嬉しいポイントです。
サイズ感も大事ですが、やっぱり見た目も重要だと思っています。
どんなに性能が良くても、愛着が湧くものでなければ長く乗り続けられません。
その点、Supertrampは美しいカラーリングも相まって、「これだ!」と思える一台でした。
登山でも、ウキウキ気分で山に向かうにはお気に入りのウェアやギアが大事ですよね。自転車も同じで、お気に入りのバイクだと走るのがもっと楽しくなるのです。
現在のアッセンブル

購入してから約1年ほど経ちます。最初に組んだパーツとほぼパーツは変わってません。
少し変えたいと思っているところはありますが、大きく変えたいなというところはないかな〜という感じです。
タフで無骨な雰囲気にしたかったので全体的にブラックのパーツを多めに選んでいます。
その中でも実際に使って気に入っているパーツがいくつかあるのです!
ハンドル


SIMWORKS Getaround Barの絶妙なグリップアングルでゆったりと走れると思いきや、坂道をガンガン登っていきたい時は真ん中で握ったりもしています。
要するに、リラックスもアグレッシブもこのバーひとつでこなせるということです。まだまだ、このハンドルは使い続けたいと思ってます。

そして何気に、ERGON GA3 Mountain Gripもとても気にってます。触り心地も好きだし、手のひらを置く部分が大きくなっているので、手首にくる衝撃も和らげてくれます。
ちなみにPreambleのバーテープもERGONを使ってます。
(ERGONの触り心地一番好き🫶)
サドル


サドルは、BROOKS Cambium C17 Mud Greenを。
1年も乗り続けるうちに色味も少しずつ変化し、使い込まれた風合いが出てきて、いい感じに味わいが増してきました。
最初はフレームの色に合うという理由だけで選んだのですが、座り心地が本当に良くって、とても気に入っています。未舗装路を走っていてもサドルのしなりが衝撃を吸収してくれるので、お尻が痛くなりにくいのです。特に、座った瞬間にスッと馴染むようなフィット感がとにかく最高です。
乗って見えてきたこと
かれこれ1年ほど乗っていますが、購入前に思い描いていたとおり、遊び方の幅が広がっていったと思います。




タイプが違う2台を持つようになって、場面によって使い分けもするようになりました。
Preambleは、通勤やお買い物、クイックに行動したい時に。
Supertrampは、思いっきり未舗装路で遊びたい時や、キャンプなどでバイクパッキングをする時など。
Supertrampだけで、日常から遊びまで十分に楽しめると思います。でも、早く移動したい時や、移動手段として軽く乗りたい時なんかはやっぱりPreambleの手軽さがありがたいです。
使い分けができることで、気持ち的にどちらに乗る日も自然とワクワクするようになった気がします。
遊びから見えてくるカスタム


先日アップされたMemory of Minneapolis 3のブログでANGRY CATFISHのスタッフバイクを紹介していた中で、どのスタッフもSupertrampを1台は持っているということを知って、思わず嬉しくなりました。
やっぱり、イケてるバイクショップスタッフのカスタムを見ると、自分もこんなふうにしたいというアイディアが自然と沸いてきますね💭
まだ、ご覧になっていない方はぜひ一読を!
さて、私自身のSupertrampのカスタムについてですが、乗る中でここをもう少しこうしたいなと思うパーツがあります。
特にグラベルライドを重ねるうちに、「ここがもう少し快適だったら、もっと楽に走れるのに…」と感じる場面が増えてきました。

特に、ブレーキ。
今はPAULのKlamper Disc Brakeを使っています。当初はグラベルに行ったことがなかったので、ケーブル式ブレーキでも十分だと思っていました。
しかし!
グラベルの長い下りでは、急ブレーキを避けて事前に減速するため、基本的にブレーキを握ったままになります。そのため現状のブレーキでは手がとても疲れます…(思ってる以上に手の力を使うのだなと初めてのグラベルで思い知りました。)
そんな経験も忘れ、毎回ホイホイとハードなグラベルライドに出かけていますが、そろそろ油圧ブレーキに変更したいなと思い始めています。笑
もちろんKlamperはケーブル式ブレーキの中では抜きん出た制動力を持っていますが、握力の少ない私にとっては少し不安な部分も。油圧式ブレーキにすれば、軽い力でも制動力が高く、手が疲れにくくなります。また、微妙な力加減でブレーキの効きを調整できるため、滑りやすい路面や不安定なグラベルでも安心です。


あとは、タイヤですかね。
自分は思ったよりもオンロードよりオフロードでSupertrampを連れ出すことが多いことに気づきました。
当初はなんだかんだオンロードで使うことが多くなりそうだなと思い、幅は太いけどノブが小さく転がりが良いSuper Yummyを履かせていました。実際、オンロードでの軽い転がりは最高なので、ツーリングなどではこっちを使いたい。
でも、急カーブや石がたくさんゴロゴロしている不安定な場所での滑りが少し気になって、もう少し食いつきのいいタイヤがいいかな〜と思ってます。
今だとTERAVAILのEhlineとかが気になってますが、まだまだ探し中です🔍

こうして自分の遊び方に合わせてカスタムを重ねていくと、Supertrampはただの自転車ではなく、「自分の遊びを広げてくれる相棒」になっていることに気づきます。
未舗装路でも、ツーリングでも、日常使いでも、遊び方に合わせて対応してくれる懐の深さ。
走るたびに発見があり、少しずつ自分の理想に近づけられる楽しさがある。だから、遊ぶことが好きな人にとっては、Supertrampは本当に頼もしい相棒になるのです。
自分の遊びに合うギアを選び、カスタムを楽しむことで、毎回のライドがもっと自由でワクワクする体験になる。
まさに、WILDEは「遊ぶ人のための自転車」と言える一台だと思います。
もしあなたも、自分にぴったりの相棒を探しているなら、WILDEであなたの遊び方に合う一台を見つけてみてはいかがでしょうか。
きっと、ライドがもっと自由でワクワクする体験になるはず。