
最近、店頭でよくいただくご相談があります。
「自転車を始めたいんだけど、どれがいいか分からない」
「好みの自転車は見つかったんだけど、自分に合っているか分からない」
「良さそうな自転車を見つけたけど、複数あって何を基準に決めたらいいのか分からない」
といった具合です。
せっかく買うなら、自分のアンテナにビビッときたバイクにしたい。でも、決して安くない買い物だからこそ、実際に乗り始めてから「何か違う」と感じてしまったり、乗り方と合わなかったらどうしよう、という不安もつきまといます。
そうした気持ちから、なかなか最初の一歩を踏み出せない方が多いのだと思います。
実際、自転車はメーカーや組み方のバリエーションが非常に多く、
「自分の乗り方に合っているのか?」
「身長や体格に合うのか?」
と、気にすることがたくさんあります。
好みのものが見つかっても、それが実現可能なのか分かりづらく、購入までの道のりが長く感じられるアイテムです。

自転車はあなたと一緒に成長する相棒です。
最初に結論を言ってしまうと、自転車という道具は、買った時点で完成度が100%でないことがほとんどです。
誤解のないように補足すると、決して「未完成」や「悪いもの」だからではありません。
時間が経つにつれて自分の好みをより自覚したり、ライフスタイルの変化によって乗り方が変わっていくからです。
購入前は、
「自転車でたくさん荷物を積んでツーリングに行きたい!」
「通勤や普段の移動を、最高の時間にしたい!」
そんな気持ちで選んだとしても、
乗り始めてみると、実はオフロードの楽しさを知ってしまったり、
休日のライドに参加して、複数人で走る楽しさにハマってしまったり。
そんなことは、決して珍しくありません。
そして、その変化に合わせたパーツや組み方が、自転車にはちゃんと用意されています。
自転車は、カスタムの幅が広く、
成長できる「余白」がしっかりと残された道具なのです。



Stragglerの「余白」はとっても広い。
僕が選んだStragglerは、SURLYの中でも特に余白が多いモデルだと考えています。
- 豊富なサイズ展開(身長152cm~185cm以上に対応)
- 幅広いタイヤサイズ
- 各所に配置されたダボ穴
- スタイルを選ばないデザインと設計
参考までに、僕のStragglerのサイズと現在の仕様をご紹介します。

身長171cmで、フレームサイズは50cm。
52cmも実際には乗れるのですが、将来的にドロップハンドルにすることも視野に入れて、あえてひとつ小さいサイズを選びました。

一般的にS・M・L表記が多い中で、ここまで細かくサイズを刻んでくれるのは、自分の体格に合わせやすく、とても嬉しいポイントです。
ちなみに、サイズ別の適正身長はこちらです。
※乗り方や手足の長さによって個人差があるため、あくまで目安になります。
だいたい2サイズで迷うはずなので、気になる方はぜひご相談ください!
| フレームサイズ | 適正身長 |
| 38cm | 150cm – 160cm |
| 42cm | 152cm – 163cm |
| 46cm | 155cm – 165cm |
| 50cm | 160cm – 170cm |
| 52cm | 165cm – 175cm |
| 54cm | 170cm – 180cm |
もしフラットバーでしか乗らない!という方で170cmでしたらトップチューブもホリゾンタルに近く、見た目のバランスも良い52cmがおすすめです。
今回は、通勤のためのバイクとして自分用に組み上げました。
フラットバーに、荷物を載せられるラック。


帰り道でライトのバッテリーを気にしなくていいよう、ダイナモライト仕様に。

さらに、日々の扱いやすさとメンテナンス性を考えて、変速は内装ハブを選んでいます。

雨の日の通勤や、駐輪場での扱いを考えると、
この仕様は本当に気を遣わなくて良いので今のところ最高。
「詰め込みたいこと」をちゃんと詰め込めたのは、このフレームだったから。そう感じられることに、とても満足しています。

Stragglerは、ロードバイクのようにも組めますし、
グラベル仕様やツーリング仕様にも仕上げることができます。

僕の場合は「毎日気軽に乗れる通勤バイク」として落ち着きましたが、これまで組ませていただいたバイクは、もっとライドに重きを置いたものや、シンプルなシングル仕様も多くあります。

街乗りでもっとシンプルに、気軽に乗れる仕様や、
ドロップハンドルに憧れて、普段使いだけどツーリングバイクやグラベルバイクのように組んで、いつか休日にライドも。

組み方次第で、バイクの雰囲気は本当に変わります。
SURLYはリペイントを前提にしたブランドでもあるので、サークルズのペイント部門「KYUTAI PAINT」を利用して、好みのカラーに仕上げることも可能です。

なんでもできるからこそ、最初はシンプルに。
自分と一緒に成長していく自転車にとって、
「何が自分に合っているのか分からない」最初の1台に、
「なんでもできる」という余白は、何よりの味方です。
ああしたい、こうしたい、と考えすぎて迷っている方。
なんとなく好みはあるけれど、何が正解か分からない方。
そんな方にこそ、Stragglerを最初の相棒として選んでみてほしいと思います。
Stragglerは、SURLYが掲げる
「シンプルで、有能で、扱いやすく、気が遠くなるほどの自由を与えてくれる」
というポリシーを、最も具現化した1台だと感じています。
文章だけでは伝えきれない部分も、正直たくさんあります。
今回ご紹介したStragglerは、僕が普段乗っている車体なので、
いつでも試乗が可能です。
「ちょっと気になる」くらいで大丈夫です。
その感覚を、ぜひ店頭に確かめに来てください。
