雲の上の四国カルスト – 飛行機輪行で高知へ

アリバ恵太です。前回の熊本に続き自身初の高知県へ。本州から行くには一番不便な場所であり、だからこそとても魅力的な場所。 これまで行こうという気持ちに踏ん切りがつかずにいたが、名古屋空港からFDA(フジドリームエアライン)が高知龍馬空港へ就航していることで一気に気持ちが高まった。 前回同様、飛行機輪行システムを事前予約し火曜の仕事終わりに空港へ直行し、空を飛んだ。 今回は2泊3日(夜発だったので実質丸二日)の旅。

飛行機輪行については、その手順を僕なりにまとめているのでこちらの記事を参考にして欲しい。

今回の旅の目的は大きく3つ

  • 四国カルスト
  • 梼原ライダーズイン雲の上
  • 前浜掩体群

旅の目的を大まかに決めてからはGoogleマップを見ながら、雑誌を見ながら、スタッフやお客さんから情報を集めながら、自分の感覚的に面白いと思ったところに手当たり次第ピンを落としてく。行けるか行けないかは一先ず置いておきながら。 美味しいご飯屋さんや、面白いお店、素晴らしい景勝地、魅力的な人はどこの土地にもたくさんあるものだ。

何日も意識的に情報を集めているうちに旅の行程がおおよそ見えてくるし、絶対に行くべき場所も決まってくる。

旅の行程が決まったらそれに合わせたパッキングを

今回は2泊3日のタイトなスケジュール。自転車はできる限りサクサクと移動できるロードバイクを選択し、荷物も最低限でのバイクパッキングスタイル。着替えはほとんど持たず、汗の臭いなどが気になりにくいメリノウール製品を積極的に選んだ。

自分ではだいぶコンパクトにまとめたつもりだけど、今回の相方もんじゃの荷物はさらにコンパクトに削ぎ落とされていた。 いやいや少なすぎだろっ、、、っていうところがもんじゃスタイルなのである。それでもタンクトップはまだ早かったという結論でした。

仁淀ブルーに魅せられながら進む

高知駅をスタートして西へ大きく進み、仁淀川をひたすら遡っていく。日本の河川水質ランキングで一位にもなっている仁淀川の清流(通称仁淀ブルー)、独特の青みがかったその川の美しさを見ながら上流へ。

途中何度も出てくる沈下橋。僕自身は初めてみた沈下橋の景観にワクワクさせられた。 夏場ならそのまま川に飛び込みたくなりそう。

中津渓谷にある雨竜の滝のブルーの美しさは格別。

高知駅から120キロの道のりは厳しかった

登りに登り続けやっと着いた今回の旅の大きな目標の一つである四国カルスト。日本三大カルストの一つとしても有名な場所。しかし日没間際に到着し、気温がどんどん下がり、風も強く、汗冷えもひどく、体力も残りわずか。ここは自分達のカラダを優先して早めの下山。 それでも登り続けた先にあるこの景色が見えた喜びの瞬間はやっぱり格別だった。 少しの時間ではあったけどこの美しい景色を観れたことだけでも満足だった。

雲の上の町、梼原(ゆすはら)

そこからおよそ20kmのダウンヒルルートで梼原へ。今回の目的地のひとつ、ライダーズイン雲の上に到着。モーターバイクや自転車乗りのための簡易宿泊施設は全16棟が綺麗に並んでいる。コルゲートパイプの中にトイレとシャワールームが完備されているこのビジュアルにやられました。管理棟のオーナーさんもとても親切な方で安心しました。

そしてこの梼原という地区はとても不思議な町で、建築家「隈研吾」による建物がたくさん集結している。図書館、温泉、ホテル、役所などどれも隈研吾による立派な建物。朝から各所を見て回り、とても有意義な時間だった。次回はホテルにも泊まってみたい。

ジブリ感のある前浜掩体群は突然現れた

国道197号を気持ちよく下って高知市街地へ戻って来た。高知空港からほど近い田園地帯に突如現れる前浜掩体群。第二次世界大戦時の戦闘機格納庫として作成された掩体の数々。戦争反対への意思を込めて残されていると言われている。なんとも言えないその存在感と夕暮れ時の雰囲気がとても記憶に残るマジックアワーだった。

その土地の様々な文化や自然を調べるところから始め、実際にその場所まで自分の自転車で進んで行く。その土地の歴史に少し触れるこの感覚はやはり自分にとっては大事な時間だ。自転車に乗ってそれらを感じながら進むスピード感がまた心地よい。

そして次はまたどこへ行こうかと、地図を見て新たなピンを落としていく日々がはじまる。

絶景に魅せられて – 飛行機輪行で阿蘇・雲仙へ
https://circles-jp.com/event/112248/

FDA飛行機輪行のススメ
https://circles-jp.com/products-review/110981/